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英雄伝説 創の軌跡 機種:PS4 作曲者:Falcom Sound Team jdk (園田隼人、宇仁菅孝宏、古口駿太郎) / 神藤由東大、真我光生 発売元:日本ファルコム 発売年:2020 概要 軌跡シリーズ第10作。これまでのシリーズを統括し、シリーズ完結に向けた終わりの創まりの作品として制作された。 主人公は、零の軌跡を始めとするクロスベル編の主人公ロイド、閃の軌跡を始めとする帝国編の主人公リィン、仮面で正体を隠した《C》の3人。3人の視点を任意に切り替えて進む、クロスストーリーシステムが採用されている。 プレイアブルキャラクターは、空の軌跡のキャラクターから今作が初登場となるキャラクターまで、総勢50人以上となる。これまでの軌跡シリーズで最大人数となった。 作曲陣にはFalcom Sound Team jdkの久しぶりの新メンバーとなる古口駿太郎氏が加わった。 ゲーム初回特典には本編から選りすぐりの6曲を収録した「サントラmini」が付属。 サウンドトラックは全81曲、200分超の3枚組として2020年12月16日に発売。 収録曲 曲名 作・編曲者 補足 順位 Disc1 NO END NO WORLD -Opening Size- 真我光生 オープニング(ショートVer.) 反攻の烽火 The Destination of FATE Prologue:オルキスタワーChapter3(リィンルート):ティルフィングS召喚Last chapter:ルーファス総統 宵闇の舞姫イリア戦 第14回313位2020年103位 Zero Break Battle Prologue:アスモダイン戦Last chapter:ラスボス3戦目 陽溜まりにただいまを Long Awaited -Irregular Ver.- プロローグエンディング(フェイクVer.) Crossbell Nostalgia クロスベル 今宵は宴と参りましょう クロスベル歓楽街/軌跡でポン!/ガチャ開封 Section G.F.S.Ⅱ ジオフロント Aim A Gun at the Bullet 黒の衛士戦、青年将校戦など Right on The Mark 戦闘リザルト画面 黎明の鐘 悪夢ふたたび Sword of Swords Chapter1(リィンルート):クレア少佐戦、雷神マテウス戦(1戦目)Chapter2(ロイドルート):ガルシア ツァオ戦Chapter2(リィンルート):《C》 スウィン ナーディア ラピス戦(1戦目)Chapter2(《C》ルート):アルティナ アッシュ エリオット エリゼ戦Chapter4(ロイドルート):宵闇の舞姫イリア戦Chapter4(《C》ルート):神速のデュバリィ戦 第14回702位2020年95位 Mysterious Element Flash Your Fighting Spirit 中ボス戦 LAPIS ラピステーマ 亡失われた魂 ウルスラ間道 Stand Up Again and Again ! ロイドルート:通常戦闘曲 ひとときの温もり アルモリカ村 Like a Whirlwind 宇仁菅孝宏 リィンルート:通常戦闘曲 2020年492位 レメディファンタジア -仲間とともに- Chapter2(リィンルート):エリオット登場 Crossing Causal Lines ルート選択 創まりの円庭 真・夢幻回廊:創まりの円庭 Glittering Mirage 真・夢幻回廊:ダンジョン Infinity Rage 神藤由東大 真・夢幻回廊:通常戦闘曲 2020年164位 Wind-Up Yesterday! 古口駿太郎 《C》ルート:通常戦闘曲 第14回443位2020年132位 Purgatory Scream Chapter1(リィンルート):魔煌兵イスラ=ザミエル戦Chapter2(《C》ルート):ベイルレイダー戦Chapter4(リィンルート):ガーゴイラ戦(エピソード)女学院の事件簿~マイカと麗しの剣士~:イェド・ヴァナス戦 NO END NO WORLD 真我光生 オープニング(フルVer.) Disc2 蒼の大地に生きる者 ノルド高原 Stake Everything Strategy Chapter3(ロイドルート):D=ベスティア戦Chapter3(リィンルート):カレイジャスII奪還Chapter4(ロイドルート):月の僧院突入Chapter4(リィンルート):ゲシュパードガロードΣ 黒の衛士戦 流麗闘冴 Chapter1(ロイドルート):ルーファス元総督戦Chapter1(リィンルート):雷神マテウス戦(2戦目)Chapter2(リィンルート):《C》 スウィン ナーディア ラピス戦(2戦目)Chapter2(《C》ルート):リィン ユーシス ミリアム クロウ戦Chapter3(リィンルート):風の剣聖?戦Chapter3(《C》ルート)ラピス?戦、エンペラー戦(2戦目)Chapter4(《C》ルート)風の剣聖?戦 第14回731位 鈍色に這う Chapter2(ロイドルート):古戦場Chaoter3(ロイドルート):地下貨物路線Chapter3(リィンルート):監視塔 Be Caught Up ! Breeding Innumerable Arms RF軍需工場 Pyro Labyrinth RF軍需工場脱出イベント 影の見えざる手 異変・異常事態 Raindrops With The Wind 罪と罰と偽りと シリアスイベント Slight Suspicion RF軍需工場入口 木霊の道 -創Ver.- マインツ山道 Hide And Seek By Myself ローゼンベルク工房 鉱山町マインツ -創Ver.- 鉱山町マインツ 昏き鐘の残響 月の僧院 激烈!撃滅!ミシュナイダー!! Chapter4(リィンルート):ミシュナイダー戦 Maliciousness in The Mirror 鏡の城 NO END NO WORLD -Instrumental Ver.- 真我光生 Chapter4(リィンルート):鬼面の剣士 ゾア=バロール戦Last chapter:ラスボス(1戦目) 2020年147位 零の邂逅 Chapter4(リィンルート):リィンVS鬼面の剣士(エピソード)後ろの正面だあれ:ロイ・グラムハート登場(創まりの先へ)もう一つの温泉郷:姫登場 さざめきの途路 街道 Twilight Hermitage ノックス拘置所 Heavy Violent Match Chapter3(ロイドルート):火焔魔人マクバーン戦Chapter3(《C》ルート):エンペラー戦(1戦目)Chapter4(《C》ルート):エンペラー=ドグマ戦 今、創まりのとき タイトル画面 Invisible Hilly Country 幻想丘陵 Emergency Order 真・夢幻回廊:ボス戦 Golden Fever POM s Paradise Bad Dream Invasion 真・夢幻回廊:階層最奥ボス戦 Disc3 暗澹たる世界 The Road to All-Out War Last chapter:クロスベル市突入、通常戦闘 2020年278位 ひとかけらの光明 KERAUNOS -Fear and Hatred- 運命という名の歯車 Last chapter:クロスベル散策 Reverse Babel 逆しまのバベル The Perfect Steel of ZERO Chapter3(リィンルート):謎の騎神登場Last chapter:ラスボス(2戦目) 2020年372位 優しさを未来に託して Life Goes On 高らかに、誇らしく キセキの旅路 スタッフロール 第2回エンディング312位 鋼鉄牙城 アインヘル小要塞LvXX 穏やかな時間 Something Luxury…? 軌跡でポン!:タイトル画面 Challenger Invigorated (エピソード)果てなき剣:戦闘 このあと美味しくいただきました スイカ割り 波間に弾む心 バナナボート Twinkle Attack 魔法少女まじかる☆アリサRS:ステージ Rapid Wind プロジェクト・ティルフィング:ステージ魔法少女まじかる☆アリサRS:ステージ Magical Revolt 魔法少女まじかる☆アリサRS:最終ステージ Roar of Evil Spirits 魔法少女まじかる☆アリサRS:ボス戦 夢幻の彼方へ 真・夢幻回廊:第零階層 Long Awaited プロローグエンディング(フルVer.) NO END NO WORLD –Less Vocal Ver.- 真我光生 オープニング(Less Vocal) 過去作から C.S.P.D -クロスベル警察- 大崎政範 イベント零の軌跡より Underground Kids 大崎政範 イベント零の軌跡より クロスベル大聖堂 園田隼人 イベント零の軌跡より いつかきっと 宇仁菅孝宏 イベント零の軌跡より ポムりますか? 宇仁菅孝宏 ポムっと!:タイトル画面碧の軌跡より ポムっと! -お花見団子の逆襲- 籾山紗希 ポムっと! 対戦中(ランディ以降の対戦相手)碧の軌跡より 乗り越えるべき壁 籾山紗希 Prologue:アスモダイン戦前イベント碧の軌跡より The Azure Arbitrator 作:宇仁菅孝宏編:神藤由東大 真・夢幻回廊:創星のデミウルゴス戦碧の軌跡より 第6回98位第7回103位第8回187位第9回505位第11回639位2011年4位2014年188位(PSV)第2回ファルコム19位RPGバトル208位 紅き翼 -新たなる風- 岡島俊治 魔法少女まじかる☆アリサRS:タイトル画面閃の軌跡より 足湯の温もり 宇仁菅孝宏 温泉郷ユミル閃の軌跡IIより ユミル渓谷道 籾山紗希 ユミル渓谷道閃の軌跡IIより 冬の訪れ 宇仁菅孝宏 アイゼンガルド連峰閃の軌跡IIより 2014年400位 Power or Technique 園田隼人 プロジェクト・ティルフィング:タイトル画面閃の軌跡IIIより Spiral of Erebos 宇仁菅孝宏 (エピソード)女学院の事件簿~マイカと麗しの剣士~:黒キ星杯閃の軌跡IIIより 第12回191位第13回111位2017年188位 Chain Chain Chain! (真我光生) ポムっと! 対戦中(ナーディアまでの対戦相手)閃の軌跡IVより その温もりは小さいけれど。 (宇仁菅孝宏) アガートラム復活閃の軌跡IVより 無明の闇の中で (宇仁菅孝宏) 黒の工房閃の軌跡IVより Blue Stardust (真我光生) (エピソード)堕ちたる皇子:Gアパッシュ戦閃の軌跡IVより サウンドトラック 英雄伝説 創の軌跡 オリジナルサウンドトラック 【店舗限定特典&先着初回外付け特典つき】 英雄伝説 創の軌跡 「サントラmini」が付属。 デモムービー サントラmini試聴ムービー
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英雄伝説 零の軌跡 機種:PSP, PSV 作曲者:Falcom Sound Team jdk(園田隼人、宇仁菅孝宏、籾山紗希、大崎政範) 編曲者(スーパーアレンジバージョン含む):神藤由東大 編曲者(PSV):神藤由東大、上倉紀行、佐藤亘、N.G.Fellowship 発売元:日本ファルコム 発売年:2010年、2012年(PSV) 概要 ナンバリングは表示されていないが、「英雄伝説」シリーズの第7作目で『英雄伝説VI 空の軌跡』と世界観を同じくする続編。 今作は、英雄伝説では初めてオリジナルプラットフォームがWindowsではなくPSPから発売された。 続編として『英雄伝説7-2 碧の軌跡』が発売されている。 また、PS Vitaで作中の台詞をフルボイスにしたマイナーチェンジ版『英雄伝説 零の軌跡 Evolution』が発売されており、こちらの楽曲は全てアレンジされたものとなっている。 曲数は歴代ファルコム作品の中でも多い方で、サントラはCD3枚組。 中でも「Inevitable Struggle」「Get Over The Barrier! -Roaring Version-」の人気は高い。 収録曲(サウンドトラック順) 曲名 作・編曲者(※非公式情報) 補足 順位 Disc1 way of life 作:大崎政範編:神藤由東大 オープニングテーマ歌:小寺可南子 第2回ゲームソング101位第3回ゲームソング251位オープニング165位第2回オープニング188位 街角の風景 園田隼人 クロスベル市内 C.S.P.D -クロスベル警察- 大崎政範 クロスベル警察署 ジオフロント 籾山紗希 ダンジョン:ジオフロント Get Over The Barrier! 籾山紗希 通常戦闘 第5回267位第6回703位第14回277位2010年14位第2回ファルコム53位RPGバトル99位通常戦闘曲107位 これが俺たちの力だ! 園田隼人 戦闘勝利時 特務支援課 園田隼人 特務支援課ビル 明日は明日の風が吹く 園田隼人 旧市街 TRINITY 園田隼人 テスタメンツのアジト、裏通り IGNIS 園田隼人 旧市街のライブハウス「一触即発」の音質加工Ver. 点と線 園田隼人 ミーティング On The Green Road 園田隼人 東クロスベル街道 第5回782位第6回641位第2回ファルコム153位フィールド111位2012年325位(PSV) 片手にはレモネード 籾山紗希 アルモリカ古道 2010年150位第2回ファルコム136位フィールド76位癒し95位夏194位 アルモリカ村 園田隼人 クロスベルの午後 宇仁菅孝宏 クロスベル市内(4章1日目) 水と草木と青い空 園田隼人 ウルスラ間道 Arrest The Criminal 籾山紗希 手配魔獣戦 第2回ファルコム79位 リベールからの風 園田隼人 エステル・ヨシュア登場空FCより「星の在り処」の一部モチーフを使用 聖ウルスラ医科大学 園田隼人 木霊の道 園田隼人 マインツ山道 鉱山町マインツ 籾山紗希 2010年141位第2回ファルコム80位 七耀の煌き 籾山紗希 マインツ鉱山 大国に挟まれて 園田隼人 ベルガード門、タングラム門 Disc2 Arc-en-ciel 籾山紗希 アルカンシェル劇場 ルバーチェ商会 籾山紗希 黒月貿易公司 籾山紗希 Terminal Room 大崎政範 IBC・B5端末室「Underground Kids」の音質無加工Ver. 忘れられし幻夢の狭間 籾山紗希 星見の塔 陽の熱情 園田隼人 劇中劇BGM 月の慕情 園田隼人 童心 園田隼人 運命の刻 園田隼人 譲れぬ想い 園田隼人 幾千の夜を越えて 園田隼人 夜明け~大団円 園田隼人 創立記念祭 園田隼人 クロスベル市内(3章1日目) 風船と紙吹雪 宇仁菅孝宏 クロスベル市内(3章) 一触即発 園田隼人 エステルVSヴァルド「IGNIS」の音質無加工Ver. Foolish Gig 園田隼人 レクターのテーマ Intense Chase 大崎政範 序章のボス前イベント~ボス戦旧市街レース時のBGM 第5回63位第6回405位第7回965位第11回847位2010年17位第2回ファルコム34位PSP172位 Underground Kids 大崎政範 第8制御端末室「Terminal Room」の音質加工Ver. Limit Break 宇仁菅孝宏 ティオのハッキングシーン 鉄橋を越えて 園田隼人 西クロスベル街道 2010年41位フィールド61位掘り出し24位 危地 園田隼人 Formidable Enemy 大崎政範 ボス戦通常戦闘(ラストダンジョン内) 第5回147位第6回841位2010年53位2012年176位(PSV)第2回ファルコム115位 Stand Up Battle Formation Again! 籾山紗希 戦闘(ピンチ) 2012年322位(PSV) 想い破れて… 大崎政範 ゲームオーバー パラダイスミ☆ 籾山紗希 レクターのウクレレ 黒の競売会 大崎政範 守りぬく意志 園田隼人 黒の競売会からの脱出時 第5回329位2010年128位第2回ファルコム167位 Disc3 降水確率10% 籾山紗希 キーアのテーマエクストラモード クロスベル大聖堂 園田隼人 鳴るはずのない鐘 籾山紗希 月の僧院 During Mission Accomplishment 大崎政範 クロスベル市内(各章後半) 柔らかな心 園田隼人 その背中を見つめて 籾山紗希 Killing Bear 籾山紗希 ガルシアのテーマ 古の鼓動 籾山紗希 古戦場 叡智への誘い 宇仁菅孝宏 聖ウルスラ医科大学(異変) 第2回ファルコム159位 Demonic Drive 籾山紗希 悪魔ボス戦、終章襲撃イベント 第2回ファルコム199位 Gnosis 園田隼人 夜景に霞む星空 園田隼人 響きあう心 園田隼人 いつかきっと 宇仁菅孝宏 絆イベント Inevitable Struggle 大崎政範 銀 、ガルシアなどのイベント戦ラスボス戦第1形態 第5回2位第6回26位第7回34位第8回39位第9回61位第10回109位第11回68位第12回228位第13回108位第14回731位第15回98位第16回120位2010年1位第2回ファルコム4位RPGバトル27位歴代273位PSP35位 揺るぎない強さ 大崎政範 アリオス、ツァイトのテーマ Get Over The Barrier! -Roaring Version- 作:籾山紗希編:神藤由東大 ラストダンジョン突入イベント 第5回9位第6回48位第7回82位第8回65位第9回240位第10回961位第13回596位2010年5位2012年377位(PSV)第2回ファルコム1位 A Light Illuminating The Depths 作:籾山紗希編:宇仁菅孝宏・園田隼人 ラストダンジョン 第5回144位2010年139位第2回ファルコム75位第2回掘り出し54位ダンジョン24位 踏み出す勇気 大崎政範 ラスボス前イベント主題歌「way of life」のBGMアレンジ Arrival Existence 大崎政範 ラスボス戦第2形態空SCより「The Merciless Savior」、空3rdより「最後の選択」の一部モチーフを使用 第5回907位2010年83位2012年230位(PSV)ラストバトル160位 とどいた想い 籾山紗希 エステルとレンのイベント 第2回ファルコム145位2012年422位(PSV) それぞれの明日 大崎政範 エピローグ 新しき日々~予兆 大崎政範 スタッフロールEvolutionサントラでは「新しき日々」「予兆」の2曲に分割されている 第5回916位エンディング127位 零の軌跡 籾山紗希 タイトル画面 第2回ファルコム99位オープニング212位 英雄伝説 零の軌跡 スーパーアレンジバージョン(碧の軌跡での使用曲は★付き) Inevitable Struggle 編:神藤由東大 ★ ゼロノキセキ ★原曲:way of life/零の軌跡 Police! 原曲:C.S.P.D -クロスベル警察- イツカキット 原曲:いつかきっと Arrivederci! 原曲:守りぬく意志 ユルギナイツヨサ ★原曲:揺るぎない強さ Formidable Enemy Intense Chase A Light Illuminating The Depths ★「英雄伝説 碧の軌跡」予告ムービー Get Over The Barrier! -silent devotion- ★ To be continued! ★原曲:新しき日々~予兆 Inevitable Struggle -demo version- 英雄伝説 零の軌跡 Evolution サウンドトラック(新規追加曲のみ) way of life –ZERO NO KISEKI Evolution- 原曲:way of life/零の軌跡歌:小寺可南子 セルリアンブルーの恋 原曲:Get Over The Barrier!歌:小寺可南子 第2回ファルコム173位2012年377位 way of life -unknown version- 未使用曲 サウンドトラック 英雄伝説 零の軌跡 オリジナルサウンドトラック 英雄伝説 零の軌跡 スーパーアレンジバージョン 英雄伝説 零の軌跡 Evolution オリジナルサウンドトラック デモムービー 使用されているBGMは順に「Get Over The Barrier! -Roaring Version-」「way of life」「新しき日々~予兆」
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英雄伝説 空の軌跡FC 機種:PC, PSP, PS3, PSV 作曲者:Falcom Sound Team jdk(園田隼人,石橋渡,村山貴英,神藤由東大) 編曲者:神藤由東大、和田耕平 編曲者(PSV):神藤由東大、岡島俊治 発売元:日本ファルコム 発売年:2004年 概要 空の軌跡シリーズ第1作。販売開始当時は『英雄伝説VI 空の軌跡』だった(続編が販売された際に現題表記になった)。 後作に『英雄伝説 空の軌跡SC』と『英雄伝説 空の軌跡 the 3rd』が続く。 2015年にPS Vita版『英雄伝説 空の軌跡FC Evolution』が発売。 こちらも『零の軌跡』や『碧の軌跡』のPS Vita版と同じく全曲アレンジされている。 収録曲(サウンドトラック順) 曲名 作・編曲者 補足 順位 Disc1 空の軌跡 作:園田隼人・石橋渡編:神藤由東大 OPムービー。Evoでは小寺可南子によるボーカルアレンジ(編曲:岡島俊治)。 第3回239位第2回ファルコム178位 星の在り処 Harmonica short Ver. 園田隼人 ヨシュアのハーモニカ演奏 旅立ちの小径 石橋渡 ブライト家の朝、正遊撃士合格 他 地方都市ロレント 園田隼人 Rock on the Road 石橋渡 山道 Sophisticated Fight 石橋渡 通常戦闘3rd:月の扉「依頼人」通常戦闘 第2回266位第4回107位第5回916位第6回320位第7回64位第8回83位第9回127位第10回366位第11回488位第12回604位第14回488位第15回357位第16回850位第2回ファルコム56位ピアノ36位RPGバトル61位2000年~2007年121位通常戦闘曲36位 撃破!! 園田隼人 戦闘勝利時 四輪の塔 石橋渡 月明りの下で 園田隼人 夜イベント 夜286位 陽だまりにて和む猫 園田隼人 ブライト家、村 癒し30位 Secret Green Passage 石橋渡 森林 胸の中に 石橋渡 エステル10年前回想、悲しみ系イベント リベールの歩き方 園田隼人 街道 フィールド168位 商業都市ボース 園田隼人 2015年333位(PSV) 国境警備も楽じゃない 園田隼人 関所 琥珀の愛 Hum Ver 神藤由東大 ハーケン門でのオリビエのリュート演奏※Evoではオリビエが歌う(下記)ため未アレンジ 琥珀の愛 Lute Ver 神藤由東大 オリビエのリュート演奏 行く手をはばむ鋼の床 石橋渡 地下水路、空賊砦、バレンヌ灯台 俺達カプア一家! 石橋渡 カプア一家のテーマ To be Suggestive 園田隼人 ボス戦 ピンチ!! 村山貴英 戦闘(ピンチ) 消え行く星 石橋渡 星の在り処アレンジプロローグシーン、ゲームオーバー 海港都市ルーアン 石橋渡 町曲54位夏38位 姫の悩み 園田隼人 劇「白き花のマドリガル」にて 騎士達の嘆き 園田隼人 それぞれの思惑 園田隼人 城 園田隼人 コロシアム 園田隼人 決闘 園田隼人 姫の死 園田隼人 大団円 園田隼人 奴を逃がすな! 園田隼人 リベールの誇り 園田隼人 王国軍登場イベント王城アレンジ Disc2 忍び寄る危機 園田隼人 闇を彷徨う 園田隼人 マルガ鉱山、ラヴェンヌ廃坑、カルデア隧道 ダンジョン186位 工房都市ツァイス 石橋渡 町曲71位 黒のオーブメント 石橋渡 暗がりがくれた安らぎ 石橋渡 王立学園旧校舎、カルデア鍾乳洞 夜303位 レイストン要塞 石橋渡 暗躍する者たち 園田隼人 王都グランセル 石橋渡 ジェニス王立学園 琥珀の愛 Piano Ver 神藤由東大 オリビエのピアノ演奏 グランアリーナ 石橋渡 闘技場 Challenger Invited 石橋渡 武術大会 2015年510位(PSV) 王城 園田隼人 奪還 園田隼人 特殊部隊戦王城奪還時フィールド曲ラストダンジョン通常戦闘 2015年492位(PSV) 銀の意志 石橋渡 FC ロランス少尉戦、カノーネ戦、リシャール戦、ラスボス最終戦SC 剣帝レーヴェ戦3rd リシャール戦 第1回10位第2回8位第3回23位第4回116位第5回698位第6回268位第7回260位第8回416位第9回777位第14回809位第1回ファルコム3位第2回ファルコム21位RPGバトル89位 虚ろなる光の封土 作:石橋渡編:神藤由東大 ラストダンジョン 第2回54位第3回74位第4回45位第5回300位第6回386位第7回416位第8回654位第9回501位第1回ファルコム12位第2回ファルコム14位ダンジョン1位 Ancient Makes 石橋渡 ラスボス第一形態戦乙女戦(Evo) 至宝を守護せしモノ 園田隼人 ラスボス最終形態 賑やかに行こう 村山貴英 ジェニス王立学園学園祭、女王生誕祭 呪縛からの解放、そして… 園田隼人 黒幕イベント 星の在り処 Harmonica long Ver 園田隼人 夜の王城でのヨシュアのハーモニカ演奏 告白 園田隼人 星の在り処ピアノVer. 去り行く決意 服部麻衣子 星の在り処 作:園田隼人編:和田耕平 歌:う~み 第3回323位第6回716位第13回980位ピアノ205位 風を共に舞う気持ち 石橋渡 タイトル画面 星の在り処 Full Ver 作:園田隼人編:和田耕平 スタッフロール歌:う~み 第4回680位第1回ファルコム28位第2回ファルコム51位ゲームソング1位第2回ゲームソング33位第3回ゲームソング175位エンディング20位第2回エンディング109位 星の在り処 Full Ver (Less Vocal) 作:園田隼人編:和田耕平 別CDに収録(英雄伝説 空の軌跡FC Evolutionのみ) 琥珀の愛 琥珀の愛 Hum Verから差し替え歌:子安武人ファルコムキャラクターソングスコレクション Vol.2 オリビエ・レンハイム 収録 Falcom Sound Team jdk 未使用曲集「空の軌跡」 父さんだもの エステルパンチ すくすくスクラッチ いつもの感じ MOUNTAIN PATH 2 掘って掘られて アガットのアは赤毛のア 山小屋のストローク 2 星 a tempo 関連サウンドトラック 英雄伝説 空の軌跡 FC ORIGINAL SOUND TRACK 英雄伝説 空の軌跡 FC SCスーパーアレンジバージョン 英雄伝説 空の軌跡FC Evolution オリジナルサウンドトラック Falcom Sound Team jdk 未使用曲集「空の軌跡」
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英雄伝説 零の軌跡 英雄伝説 零の軌跡 The Legend of Heroes VII Zero no Kiseki 作品名 英雄伝説 零の軌跡 機種 PlayStation PortableWindowsPlayStation VitaPlayStation 4Nintendo Switch ジャンル RPG 発売年 2010年 開発元 日本ファルコム他 発売元 日本ファルコム欢乐百世(Joyoland)角川ゲームズSony Interactive EntertainmentClouded Leopard EntertainmentNIS America, Inc. 公式サイト 零の軌跡 日本ファルコム公式零の軌跡 Evolution 公式零の軌跡:改 日本ファルコム公式 作中情報 シリーズ 零/碧の軌跡シリーズ(クロスベル編) 舞台 クロスベル自治州 時系列 七耀暦1204年 主人公 ロイド・バニングス 前作:空の軌跡 the 3rd 次作:碧の軌跡 零の軌跡(ぜろのきせき)は英雄伝説シリーズ第3期《軌跡シリーズ》の第4作。 前作空の軌跡 the 3rdにて「The Legend of Heroes VII」と表記されていたが、発売時のタイトルでは英雄伝説としてのナンバリングはされていない。零の軌跡と続編の碧の軌跡の2作で「VII」と扱われる。 概要 新たな舞台と絆が織りなす新章、ここに開幕―― ――英雄伝説 零の軌跡より ゼムリア大陸西部、クロスベル自治州──かつて帝国と共和国の狭間で熾烈な領土争いが繰り広げられたこの地は、現在では大陸有数の貿易・金融都市として発展を遂げ、繁栄を謳歌していた。一方、帝国と共和国による圧力も目に見えぬ形で高まっており、両大国の意向を受けた議員・役人たちが醜い政争と汚職を繰り広げる中、裏社会ではマフィアや外国の犯罪組織が台頭し、抗争を始めようとしていた。そんな中、市民の信頼を失ったクロスベル警察に4人の若者が集められた。新米捜査官、ロイド・バニングス。クロスベル市長の孫娘、エリィ・マクダエル。若き《魔導杖》の使い手、ティオ・プラトー。女たらしな元警備隊員、ランディ・オルランド。およそ規格外な彼らは「特務支援課」という新部署に配属され、厳しい現実に直面しながらも、力を合わせて立ち向かって行こうとする。 ──これは《壁》を乗り越えようとする若者たちと、大都市の光と闇に生きる人々の生き様を描いた物語である。 出典:日本ファルコム 零の軌跡公式より クロスベル警察の新人捜査官ロイド・バニングスが、警察の新部署《特務支援課》の一味違う仲間達と共にクロスベルの様々な壁を越えてゆく物語。 空の軌跡シリーズのリベール王国から舞台をクロスベル自治州へ移した新編。 どことなく田舎のんびりとした雰囲気があるリベールから一転し、ゼムリア大陸有数の大都市である国際貿易・金融都市クロスベル市を舞台とした治安維持機関ならではの物語となっている。 また、空の軌跡シリーズで今後について含みを持たされていた人物は、本作の物語に深く関わってゆき、彼女の軌跡も一つの区切りを迎えた。 零の軌跡のキャラクター 名前 登場 ロイド・バニングス エリィ・マクダエル ティオ・プラトー ランディ・オルランド ノエル・シーカー ワジ・ヘミスフィア アレックス・ダドリー 銀 エステル・ブライト ヨシュア・ブライト 零の軌跡の各作品 2010年にPlayStation Portableで発売されたオリジナル版「零の軌跡」の他、2012年に発売されたPlayStation Vita向けのEvo版「零の軌跡 Evolution」、2020年に発売されたPlayStation 4向けの「零の軌跡:改」の三つに分かれる。ストーリーは全て同等ではあるが、ボイスやイベントの有無などのゲーム内容の差異がある。 英雄伝説 零の軌跡(オリジナル版) 作品名 機種 発売年 発売元 英雄伝説 零の軌跡 PlayStation Portable 2010 日本ファルコム 【中国】英雄傳說 零之軌跡 Windows 2011 欢乐百世(Joyoland) 英雄伝説 零の軌跡 2013 日本ファルコム 英雄伝説 零の軌跡 Evolution 作品名 機種 発売年 発売元 英雄伝説 零の軌跡 Evolution PlayStation Vita 2012 角川ゲームス 【台湾/香港/韓国】英雄传说 零之軌跡 Evolution 2019 Sony Interactive Entertainment 英雄伝説 零の軌跡:改 作品名 機種 発売年 発売元 英雄伝説 碧の軌跡 改 PlayStation 4 2020 日本ファルコム 【台湾/香港/韓国】英雄传说 零之軌跡 改 Clouded Leopard Entertainment 【北米】Trails of Zero 2022 NIS America, Inc. 【台湾/香港/韓国】英雄传说 零之軌跡 改 Nintendo Switch 2021 Clouded Leopard Entertainment 【北米】Trails of Zero Windows 2022 NIS America, Inc. PlayStation Portable 英雄伝説 零の軌跡 2010年発売のオリジナル版。 解像度の問題でWindows版より画質は劣る。 ファルコム公式:https //www.falcom.co.jp/zero_psp/ Windows 英雄傳說 零之軌跡(中国・台湾・香港向け/中国語) 2011年に中国・台湾・香港で発売されたWindows版。パッケージ版とDL版が存在。内容はPSP版と同一。 ゲームシステム及びグラフィックに一部変更点あり。 解像度が高いことから画質自体は良いが、HD化されていない素材も多く使用されている為の粗も目立つ。 開発元は中国の北京欢乐百世科技有限公司(Joyoland)。 欢乐百世公式(中国語):http //www.joyoland.com/Zero/ 英雄伝説 零の軌跡(日本向け/日本語) 2011年に中国で発売されたWindows版を日本語化したもの。 中国語版とほぼ同じ。 ファルコム公式:https //www.falcom.co.jp/games-data/zeropc Trails of Zero(北米向け/英語・日本語) 2022年にNIS America, Inc.より発売予定のWindows版。 内容の詳細は不明であるが、PlayStation 4の「零の軌跡:改」に準拠していると想定される。 NIS America, Inc.が発売する閃の軌跡シリーズの北米向けWindows版には、日本語音声とインターフェイス、字幕が用意されていたことから、日本語でのプレイが可能と思われる。 PlayStation Vita 英雄伝説 零の軌跡 Evolution 英雄伝説 零の軌跡 Evolution 2012年に発売されたPS VitaのEvolution版。 グラフィックのHDリマスター化とメインストーリー上のフルボイス化がされた。 内容もクエストが追加された程度の変更点がある。 原作:日本ファルコム 企画:キャラアニ 開発元:ピラミッド 発売元:角川ゲームス 零の軌跡 Evolution公式:http //www.zero-full.com PlayStation 4 英雄伝説 零の軌跡:改 英雄伝説 零の軌跡:改 2020年に発売されたPlayStation 4版。 グラフィックのHDリマスター化とメインストーリー上のフルボイス化がされたもの。 日本ファルコム公式:https //www.falcom.co.jp/zeroao/ 2020年5月にClouded Leopard Entertainmentより、台湾、香港、韓国で発売された。 2022年に「Trails of Zero」がNIS America, Inc.より、北米向けに発売予定。 Nintendo Switch 英雄传说 零之軌跡 改(台湾・香港・韓国向け) 2021年2月18日にClouded Leopard Entertainmentから台湾、香港、韓国向けに発売された、「零の軌跡:改」のNintendo Switch移植版。 日本語でのプレイは不可だが、日本語版も将来的には発売の可能性が高いかもしれない。 零の軌跡の時系列 作中の時系列は時系列/零の軌跡・碧の軌跡を参照。 英雄伝説 軌跡シリーズの時系列 VIリベール編 空の軌跡 FC1202年 空の軌跡 SC1202年11月-1203年 空の軌跡 the 3rd1203年11月 VIIクロスベル編 VIII帝国編 外伝 零の軌跡1204年1月 - 5月 閃の軌跡1204年3月 - 10月 碧の軌跡1204年8月 - 12月 閃の軌跡II1204年11月- 1205年3月 暁の軌跡1204年9月 閃の軌跡III1206年4月 - 7月 閃の軌跡IV1206年8月 - 9月 創の軌跡1207年2月 - 3月 IXカルバード共和国編 黎の軌跡1208年X月 - X月 黎の軌跡の続編120X年X月 - X月 作品始点時の七耀暦で記載で簡略化。 詳細は時系列/各作品の時系列照らし合わせを参照。 零の軌跡の楽曲 軌跡シリーズの他の作品 空の軌跡シリーズ(リベール王国編・英雄伝説VI) 空の軌跡FC 空の軌跡SC 空の軌跡 the 3rd 零・碧の軌跡(クロスベル編・英雄伝説VII) 零の軌跡 碧の軌跡 閃の軌跡シリーズ(エレボニア帝国編・英雄伝説VIII) 閃の軌跡 閃の軌跡II 閃の軌跡III 閃の軌跡IV 創の軌跡 英雄伝説 黎の軌跡シリーズ(カルバード共和国編・英雄伝説IX) 黎の軌跡 外伝 暁の軌跡 ゼムリア大陸とは異なる世界観作品 那由多の軌跡 このページに登録されているタグ 作品情報 零の軌跡
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英雄伝説 零の軌跡 概要 ストーリー 世界観 前作からの変更点 戦闘システム バランス シナリオパート 評価点 賛否両論点 問題点 総評 メディア展開他 余談 英雄伝説 零の軌跡 Evolution 概要(PSV) 主な変更点(PSV) 問題点(PSV) パッチで改善されたバグ 総評(PSV) 余談(PSV) 英雄伝説 零の軌跡 【えいゆうでんせつ ぜろのきせき】 ジャンル RPG 対応機種 プレイステーション・ポータブル Windows XP~8 発売・開発元 日本ファルコム 発売日 【PSP】2010年9月30日【Win】2013年6月14日 定価 【PSP】通常版 6,090円ドラマCD同梱版 7,980円ダウンロード版 5,200円【Win】3,990円 判定 良作 ドラゴンスレイヤー 英雄伝説シリーズ 概要 日本ファルコムの二枚看板の一つ『英雄伝説』シリーズ第三期『軌跡シリーズ』の一作。前作『空の軌跡 the 3rd』の続編。 PSP版『3rd』から2年、Win版からは実に3年ぶりの続編となる。 舞台は前作で名前だけ登場した『クロスベル自治州』となりメインキャラクターも一新(*1)。 元々『英雄伝説 空の軌跡 the 3rd』のエンディングにおいて、「To be continued... The Legend of Heroes VII.」と次作が続編となることが示されていた。 当初は「英雄伝説VII」として開発が進められていたが、途中でタイトルの変更が発表された経緯がある(*2)。 一応、内部的には実際の『英雄伝説VII』における前編という扱いにはなっている。 キャラクターデザインが『スターオーシャン4』や『イースSEVEN』のエナミカツミ氏に変更になった。 スタート時に難易度を4段階で調整できる。 ストーリー ゼムリア大陸西部、クロスベル自治州──かつて帝国と共和国の狭間で熾烈な領土争いが繰り広げられたこの地は、現在では大陸有数の貿易・金融都市として発展を遂げ、繁栄を謳歌していた。 一方、帝国と共和国による圧力も目に見えぬ形で高まっており、両大国の意向を受けた議員・役人たちが醜い政争と汚職を繰り広げる中、裏社会ではマフィアや外国の犯罪組織が台頭し、抗争を始めようとしていた。そんな中、市民の信頼を失ったクロスベル警察に4人の若者が集められた。新米捜査官、ロイド・バニングス。 クロスベル市長の孫娘、エリィ・マクダエル。 若き《魔導杖》の使い手、ティオ・プラトー。 女たらしな元警備隊員、ランディ・オルランド。およそ規格外な彼らは「特務支援課」という新部署に配属され、厳しい現実に直面しながらも、力を合わせて立ち向かって行こうとする。──これは《壁》を乗り越えようとする若者たちと、大都市の光と闇に生きる人々の生き様を描いた物語である。※公式サイトより引用 世界観 舞台となるクロスベルは牧歌的な雰囲気を残していた前作のリベール王国とは打って変わって、導力ネットと呼ばれる現実でのインターネットに近いシステムが導入されるなど近代化が進んでいる。 その分、政治の腐敗やマフィアの台頭など急速な経済発展の負の側面が色濃く出ており、『魔都クロスベル』とも呼ばれる。 そんな腐敗の影響もあり市民の警察への信頼はどん底、『民間人の味方』である遊撃士協会が絶大な人気を集めている状態から物語は始まる。 続編ということもあり前作で登場した単語もしばしば作中で出てくるが、問題ない程度にはフォローされている。 前作からの変更点 一度訪れた場所は次回以降バスで移動(ゲーム的にはワープ移動)できるようになった。 主な舞台となるクロスベル市内もかなりの広さがあるが、序盤に入手できるアイテムでショートカット移動できるようになる。 未読・既読問わず、会話やイベントシーン(バスや列車が走る、風景全体を見渡すなど)の早送りが出来るようになった。ただしバックログはないので飛ばしすぎに注意。 フィールドアクションの搭載。戦闘を有利に開始でき、自分より10以上低いLvの通常敵は、戦闘に入らずフィールドアタック2回で倒すことが出来る(*3)。 一部のプレイヤーはこれにはまってしまい、「2周目は撲殺ゲー」と評したこともある。 レベルの高い敵に正面からフィールドアタックを当てた場合でも、一時的に敵の動きを止める事ができる。直後に逃げた場合、4人目のキャラがその場を離れた直後に敵が動き出すため、上手く使えばエンカウントを避ける目的でも活用できる。 実績の追加。それに伴うEXTRA要素の追加。 ゲーム内の行動によって実績が解放され、それによって得られたポイントを消費してギャラリー要素(*4)や2周目以降の引継ぎ要素(*5)を解放する仕組みになっている。 実績をはじめ、さまざまな要素を初見で取るのは相当厳しい。特にお約束の書物関連は長年のファルコムファンでもよく見落とす。実績を全て埋めるには最低でも2周は必要で、前作の弱点だったやりこみ要素を強化したと言える。 2周目以降の隠し要素なども登場した。前作よりも周回を楽しんでもらうための工夫がされている。 前作にもあった料理は調理するキャラによる得手不得手が設定され、また1つのレシピで3種類(大成功・成功・予想外)の料理ができるようになった。失敗して「ねこまんま」などができることも。 調理結果を意図的に選ぶことはできないが、キャラごとの得意度やクオーツの装備で発生率を調整することは可能。 素材「魔獣の○○」系は物々交換でも入手可能になったので必要な素材としている料理の大量生産が可能になった。 CPを溜める手段が増えたのでクラフト技を使う機会は増えた(*6)。 クオーツに関しても、かなり追加・削除・変更されている。 敵・宝箱の位置を示してくれるクオーツの効果が列の先頭にいるキャラでないと効果が発揮されなくなっている(*7)。 ステータスを上げるクオーツは最大3段階まで。 オーブメントのカバーはカスタマイズ可能だが各キャラ基本1種と追加1種の2つだけ。ストラップは固定されているが、各キャラの個性が出ている。 ボイスの増加 一部の会話シーン、料理を始めとした特定の操作をすると声が入るようになっている。それ以前は戦闘のみだった。 イベントなどでパーティーキャラの絆ポイント(要は好感度)が上昇し、それによって終盤に特殊なイベントが発生する。 これはその後の軌跡シリーズで恒例となり、「○○との絆」という実績に関わることから「絆システム」という通称が付くことになる。 この要素に加えて、本作の主人公ロイドが年上のキャラに好かれたり相手を無自覚的に口説いてしまうことや、劇中で彼が「弟ブルジョワジー」「弟系草食男子を装った喰いまくりのリア充野郎」と評されたこと、更に『テイルズ オブ シンフォニア』の主人公と同名であることから、一部のファンからは「攻略王」と言われていたりする。 戦闘システム ATバトルは前作のものを基本的に踏襲している。 ATボーナスに『チームラッシュ』が追加。前作までのチェインクラフトをボーナス化したようなもので、戦闘メンバー全員で攻撃する。CPは消費しないが狙って行なえるとは限らない。逆に敵にとられると敵全員の待機時間がゼロになるので危険。 特定キャラに『コンビクラフト』が追加。特定の2人組でCPを100ずつ消費して行なう強力な技で、キャラにより威力、範囲、効果などが違う。 サポートメンバーの追加。 ゲストキャラが参戦した時は戦闘メンバーに選んだキャラ以外がサポートに回る(*8)。全員同行しているので前作までのようにいちいち拠点に戻って編成する必要が無くなり、利便性が大きく向上した。経験値もちゃんと入る。 サポートメンバーはそれぞれ固有の技(サポートクラフト)で援護してくれる。但しランダム行動なのであまりアテに出来ないが。 アーツの構成が大幅に変わった。 特に回復魔法などが属性ごと変更されるなど、編成が偏らないよう調整されている。上級アーツを複数属性揃えるのはなかなか難しい。 攻撃アーツはほぼ一新されている。 『空の軌跡』から存在しているアーツについては、必要な数値が簡素化・減少されているため、以前よりも簡単に使えるようになった。 タクティカルボーナスが導入された。特定の条件を満たして戦闘を終了すると経験値が増える。但し「EXP×1.50」などと表示されても実際は仕様で小数点以下が切り捨てになり、2倍や3倍にならないと効果は無い。 Sブレイクの発動方法が△+十字キーのみとなり、Sブレイクの暴発がかなり減った。 バランス 前述のフィールドアクションで戦闘を有利に始めることが半ば前提となっているためか、難易度ノーマルでも雑魚敵が結構強め。 このシステムが戦闘をワンパターンなものにしてしまっているとの意見もある。 章ごと・ダンジョンごとのボスなどもそこそこ強い。ラスボスは大して強くないのはシリーズ恒例である。 各地に「高レベル魔獣入り宝箱」があり、敵を倒すと強力なアイテムが手に入る。最序盤から開けることができるが、終盤になってから挑戦しないとほぼ確実にフルボッコにされる。 前作まであまり活用されなかった通常クラフトが強化され、アーツはやや落ち着いた性能に調整されたと言える。 メンバーが5人以上の時もコンビクラフトの存在やお互いの相性から、主役4人を主に使っておくのが簡単である。 シナリオパート 進行の仕方は『空の軌跡FC』『SC』と殆ど同じ。名前が変わっただけと考えてよい。 主人公が警察官なので、依頼は『支援要請』という形で警察の仕事として行なう。遊撃士手帳にあたるアイテムは当然警察手帳である。 依頼の達成によりDP(Detective Point)というポイントが溜まり、これにより捜査官ランク(*9)が上昇する。初回のプレイで最高ランクに到達するのは至難の業である。 市民からの日常的な案件の依頼が多かったFC・SCと違い、事件の捜査が仕事の中心となる。 重要な事件などでは集めた手がかりをもとに事件の真相を推理する選択肢が出てくるが、これが結構難しい。数回間違え続けると自動で進めてくれるが、取得DPがかなり減ってしまう。 評価点 優れたシナリオとキャラクター。 主人公たちが「特務支援課」という「人気取りの部署」「猿まわしの猿」「遊撃士のパクリ」と揶揄された部署に所属しながらも、地道に仕事をこなしていく内に評価されるようになっていき、仲間とともに事件を活躍し成長していく姿は評価が高い。メンバーたちはいずれも異なる出身、事情を背負っており、それらが徐々に明かされていく丁寧なシナリオ進行も支持されている。 ゲームの進行にあわせて更新されていくNPCのセリフも健在。大部分はクロスベル市に集中しているため、「クロスベルマラソン」とも呼ばれた。 BGMも良質。 中でもイベント戦闘曲「Inevitable Struggle」はかなりの人気曲。 賛否両論点 通常マップでの視点固定。 前作までは視点をLRボタンで回転できたのが不可能になった。作業量の削減であろうか?戦闘画面では今までどおり回転できる。 ただし、本作ではマップに対して見易い視点や見栄えがする視点に自動的に回転するため、利便性という面では前作と比べて一長一短であると言える。 前作キャラの扱い 前作の主人公であるエステルやヨシュア、かつて敵組織に身を置きながら、エステルの優しさに触れて改心し、のちに影の国でのエステルたちとの共闘や、放浪中に『黎の軌跡』の主人公であるヴァンとの交流などを経て人間らしさを取り戻したレンが本作でも登場。いずれも魅力的な活躍を見せてくれることから、前作ファンに歓迎された。 一方で、ラストの展開で、彼らに美味しいところを持っていかれているという批判がなされている。この反省から、次回作以降は前作の主人公を、協力者の一人以上の活躍をさせないよう心がけられている。 問題点 前作登場キャラに関する事柄やシナリオが、前作未プレイだと分からない。 「前作を知らなくても楽しめる」と盛んにアピールしていたが、やはり続編だけあって前作を知っていた方が楽しめる。当たり前のことだが新規プレイヤーには優しくない作りである。 逆に既プレイ者でもキャラデザが変更になったため、前作登場キャラに「違和感がある」との声も多い。 操作可能キャラの減少。しかし『空の軌跡』はFC当時は8人だったし、シリーズを重ねてパーティキャラが増えたので最初から10人以上と言うわけではない。 メイン4人組+ゲスト参戦4名+最終ダンジョンのみ参加2名の計10名。一作で話を纏めるためには仕方なかったと思われるが、残念な所ではある。 とはいえ、その分メイン4人には愛着がわく。ゲスト参戦キャラもストーリーに絡み、パーティにいては出来ない熱い見せ場もあるため、一長一短と言えなくもない。 アーツ優遇。 前作『空の軌跡』のクラフトとアーツの威力にそこまで差が無いなら、回復し辛いEPを消費して且つ詠唱時間のあるアーツの方が使い辛いという反省点からか本作ではアーツがかなり強めに設定されているのだが、本作では些かアーツを強くしすぎたため、物理特化キャラのランディでさえアーツの方が威力が高いという状況になってしまっている。『碧の軌跡』では幾分か改善されている。 ただし、クラフトも相対的には弱くなっているものの性能自体は空よりも強くなっており、低威力であっても強力な追加効果のあるものも多い。また、アーツと比べて即時発動可能で手軽に使えるというのは決して無視できないメリットである。 バグの存在。 特に進行に支障があるのがキャラが特定の場所に挟まって抜け出せなくなるバグ。他にも原因不明のフリーズや電源落ちが報告されている。公式サイトを参照。 読み込み速度自体は前作よりも向上しており快適と言えるレベルなのだが、UMDドライブの動作音は改善されていない。 長めのイベントシーンなどで読み込みが入ることが多いので、折角の良BGMが邪魔されてしまうことも。 制作発表時からデータインストールに対応することがファンの間で希望されていたが実装されなかった。音が気になる人はDL版を購入しよう。 総評 いつもどおりの英伝をいつもどおり全力で仕上げた、と言った所か。 シナリオ・システム・バランス・BGMと高レベルで纏まっている。 長所は前作と変わらず、短所を克服してきたのでより完成度が高くなった。本作のレビューなどでは「丁寧な作り」という言葉が目立つのがそれを表している。 シナリオ的には謎を残した「第1部完」という感じだが、目の前の事件はきちんと解決した形なので「事件は解決したがさらに問題が起こった」で終わる『空の軌跡FC』のようにはなっていない。 シナリオ中心で語られることが多いが、ゲームとしての完成度も高い。 公式サイトから製品版にデータ引継ぎ可能な無料体験版がDL出来るので、興味がある人は是非プレイしてほしい。 メディア展開他 主役のロイドとエリィが本作に先駆けて『イースvs.空の軌跡 オルタナティブ・サーガ』に登場している(*10)。 本作の前日譚を描いた漫画『英雄伝説 零の軌跡 プレストーリー -審判の指環-』(*11)、コミカライズの『英雄伝説 零の軌跡』がともに『電撃「マ)王』で連載されていた。後に『電撃「マ)王』→『電撃マオウ』で本編のコミカライズが連載中。 PlayStation Awards 2010 ユーザーズチョイス賞(ユーザー投票の上位10作品)を受賞し、電撃オンラインアワード2010ゲーム大賞では2010年一番おもしろかったゲーム第5位にランクイン。販売本数が50~100万本クラスの大作が並ぶ中で健闘している。2011年には日本ゲーム大賞において、年間作品部門で優秀賞を受賞している。 2011年3月24日、続編『英雄伝説 碧の軌跡』の内容を発表、予告ムービーも同日公開、同年9月29日に発売された。『空の軌跡FC』から『SC』が2年かかったことを考えると(ファルコムにしては)早いと言えるだろう。 2013年6月14日にWindows 8対応版が発売された。中国・台湾で販売していたPC版を日本語にして逆輸入した珍しい経歴のソフトである。解像度やキー操作等の各種設定をカスタマイズしておかないと泣きを見る。 余談 当然と言えば当然だが、いわゆる「軌跡シリーズ」という呼び方がされるようになったのは「零の軌跡」という今作が出てから(*12)。 「零の軌跡」というタイトルの“の軌跡”の部分はシリーズとしてのものだが、作品固有の“零”に相当する要素が見られない。この要素は、残った謎と共に続編である『碧の軌跡』に持ち越された。 本作の舞台である「クロスベル自治州」は、『軌跡』シリーズの主人公全員が作中で実際に足を踏み入れている唯一の地点となっている。 ただし、『黎の軌跡』の主人公であるヴァンが訪れたのは回想シーンでのことであり、ゲーム内では今のところ訪れていない。 英雄伝説 零の軌跡 Evolution 【えいゆうでんせつ ぜろのきせき えう``ぉりゅーしょん】 ジャンル RPG 対応機種 プレイステーション・ヴィータ 発売元 角川ゲームス 企画・制作元 日本ファルコム、キャラアニ 開発元 ピラミッド 発売日 2012年10月18日 定価 通常版 6,090円ダウンロード版 5,040円 判定(パッチ前) クソゲー 判定(パッチ後) 良作 改善 ドラゴンスレイヤー 英雄伝説シリーズ 概要(PSV) 『英雄伝説 零の軌跡』をフルボイス化し、追加要素を少し加えて移植したもの。 キャッチコピーは「 進化 (エヴォリューション)、 始 (スタート)動―」。 ダウンロード版の容量は2544MB。 主な変更点(PSV) メインストーリーのフルボイス化。 使用楽曲全てをフルアレンジ。 ただし上2つは後述の問題点につながっている。 オープニングムービーのフルアニメーション化及び新規ムービー追加。 画面のHD化。 新規の支援要請追加。 これによりDP上限が増加し、捜査官1stクラス達成が容易になった。 PSVの機能を利用したミニゲーム追加。 エリィ、ティオ、ランディの自室で行える。 機種がPSVになったことによる快適性向上。 UMDの駆動音がなくなり、ロード時間もほぼなくなった。 タッチパネルによるマップ表示、背面タッチで各種手帳が開けるようになった。 『空の軌跡 the 3rd』にもあった「軌跡でポン」が追加。 問題点(PSV) フルボイスではあるが、今作ではなぜか声優経験のないJDKバンドの面々が本職の声優に混じって参加している。そのためかモブキャラの演技が酷い。モブとはいえ軌跡シリーズの特色上しゃべる機会が多いので目につきやすい。 楽曲アレンジはスーパーアレンジバージョンでお馴染みの神藤氏と上倉氏+2名が担当しているのだが、複数体制のためか出来の良し悪しが激しい。 特に「Inevitable Struggle」などは改悪(*13)という声も多い。 それなのに同社の『イースI・IIクロニクルズ』や『フェルガナの誓い』で採用されたBGM切り替え機能が採用されていない。 背景のHD化が一部不完全。そのためエリィのとあるセリフが大きくネタにされた。 『碧の軌跡』で採用された便利機能がほとんど採用されていない。 他にもPSP版の一部不具合がそのまま放置されていたりする。 フォントが変更されたが、全体的に文字が潰れて読みづらい。 これは発売前のスクショ公開の段階でかなり突っ込まれていたのだが、結局そのままGOサインを出してしまったようだ。 セーブ・ロード時のサムネイル表示のスクリーンショットが無くなっており、サムネイル表示はゲームのロゴのみとなっている。大量にデータ管理している人にとっては不便に感じやすい。 ついでにセーブデータの数も100から50に減っている。さらにクリアデータもすべて一緒くたになっている。 パッチで改善されたバグ 本作固有のバグが多く、発売当初はバグが酷く、まともなプレイが出来るレベルでなかった。 一か月後にver1.01パッチが配布され以下の問題は改善された。パッチの容量は27MB。 フリーズバグが存在する。 とにかくフリーズが起こる。戦闘時(一斉攻撃をすると更にフリーズしやすくなる)、戦闘終了時、会話時、メニューを開く…とあらゆる場面でフリーズが起こりうる。 PSV自体が固まっているわけではないので、PSボタンは反応する。パッチ配布前は、こまめにセーブすることしか対策がなかった。 さらに無限ロードやボイスが再生されなくなるバグも搭載されていた。 「軌跡でポン」の問題に間違いがある。 具体的には『SC』『3rd』となるところがすべて『FC』になっている。 4章でノエルの文字が文字化けがする。 セーブ・ロード関係のカーソルに問題がある。 セーブ・ロード画面を開いた時のカーソルが毎回一番上に固定されている。パッチ後はセーブ・ロード画面が直近のものにカーソルが自動移動するようになった。 総評(PSV) 追加要素以外は良くも悪くも普通の移植作。 発売直後の惨状から酷評も目立つが、キャラの立ち絵、バストアップ絵の画質向上、ロードの高速化などハードウェア性能向上を感じさせる点もありる。 深刻なフリーズも解決したので問題点に目を瞑れば原作通りの『零の軌跡』として楽しむことができるだろう。 余談(PSV) バグで評判を落としたこともあり2018年に限定発売されたバンドルパック『英雄伝説 零の軌跡 & 碧の軌跡 Evolution三昧』ではアップデートを促す一枚紙が封入されていた。 2020年4月23日にPS4で『英雄伝説 零の軌跡 改』が発売された。 イベント フィールド2倍速、戦闘4倍速となる「高速スキップモード」が搭載されており、快適なプレイングが可能となっている。 ゲーム画面はPSP版を基に高画質化・60fpsに対応している。BGMはPSP版を基に高音質化し、キャラクターボイスは「Evolution」のものが流用されている。
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英雄伝説 創の軌跡 英雄伝説 創の軌跡 The Legend of Heroes Trails into Reverie英雄傳說 創之軌跡 対応機種 PlayStation 4Nintendo SwitchWindows ジャンル ストーリーRPG 発売年 2020年 価格 開発元 日本ファルコム 発売元 日本ファルコムClouded Leopard Entertainment 公式サイト 日本ファルコム公式 作中情報 シリーズ 閃の軌跡シリーズ(帝国編) 舞台 クロスベル自治州エレボニア帝国 時系列 七耀暦1207年 主人公 ロイド・バニングスリィン・シュバルツァー《C》 前作:閃の軌跡IV 次作:黎の軌跡 創の軌跡(はじまりのきせき、Trails into Reverie)は、2020年に発売された英雄伝説シリーズ第3期《軌跡シリーズ》の第10作。 概要 ここに終わり、ここに創まる—— ――英雄伝説 創の軌跡 公式より 創の軌跡のキャラクター 名前 登場 創の軌跡の各作品 作品名 機種 発売年 発売元 英雄伝説 創の軌跡 PlayStation 4 2020 日本ファルコム 英雄傳說 創之軌跡 2020 Clouded Leopard Entertainment 英雄伝説 創の軌跡 Nintendo Switch 2021 Clouded Leopard Entertainment 英雄伝説 創の軌跡 Windows 2021 Clouded Leopard Entertainment 英雄伝説 創の軌跡 PlayStation 5 20XX 日本ファルコム Trails into Reverie PlayStation 4 202X NIS America PlayStation 4 英雄伝説 創の軌跡 通常版 2020年8月27日に発売されたオリジナル版。 Nintendo Switch 英雄伝説 創の軌跡 (Switch) 2021年8月26日にClouded Leopard Entertainmentより発売されたNintendo Switch版。 Windows 2021年8月26日にClouded Leopard Entertainmentよりsteamにて発売されたWindows版。 日本語プレイ可能。 創の軌跡のPV 創の軌跡の時系列 作中の時系列は時系列/創の軌跡を参照。 英雄伝説 軌跡シリーズの時系列 VIリベール編 空の軌跡 FC1202年 空の軌跡 SC1202年11月-1203年 空の軌跡 the 3rd1203年11月 VIIクロスベル編 VIII帝国編 外伝 零の軌跡1204年1月 - 5月 閃の軌跡1204年3月 - 10月 碧の軌跡1204年8月 - 12月 閃の軌跡II1204年11月- 1205年3月 暁の軌跡1204年9月 閃の軌跡III1206年4月 - 7月 閃の軌跡IV1206年8月 - 9月 創の軌跡1207年2月 - 3月 IXカルバード共和国編 黎の軌跡1208年X月 - X月 黎の軌跡の続編120X年X月 - X月 作品始点時の七耀暦で記載で簡略化。 詳細は時系列/各作品の時系列の照らし合わせを参照。 創の軌跡の楽曲 軌跡シリーズの他の作品 空の軌跡シリーズ(リベール王国編・英雄伝説VI) 空の軌跡FC 空の軌跡SC 空の軌跡 the 3rd 零・碧の軌跡(クロスベル編・英雄伝説VII) 零の軌跡 碧の軌跡 閃の軌跡シリーズ(エレボニア帝国編・英雄伝説VIII) 閃の軌跡 閃の軌跡II 閃の軌跡III 閃の軌跡IV 創の軌跡 英雄伝説 黎の軌跡シリーズ(カルバード共和国編・英雄伝説IX) 黎の軌跡 外伝 暁の軌跡 ゼムリア大陸とは異なる世界観作品 那由多の軌跡 このページに登録されているタグ 作品 創の軌跡
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英雄伝説 閃の軌跡III 機種:PS4 作曲者:Falcom Sound Team jdk(園田隼人、宇仁菅孝宏)、神藤由東大、真我光生 発売元:日本ファルコム 発売年:2017 概要 帝国編三作目。 閃IIの内戦から一年半後、オズボーン宰相や結社の計画の一端が垣間見えるが完結は次作に持ち越された。 2018年に続編で帝国編完結作となる『英雄伝説 閃の軌跡IV -THE END OF SAGA-』が発売された。 閃の軌跡から連なるストーリーであるため、前作・前々作で使用されたBGMも一部使用されているが、 さらに過去作である空の軌跡や零・碧の軌跡のゆかりの地がシナリオに大きく関わってくることもあり、 過去作の曲やそのアレンジも随所で使用されている。 サントラは上下巻の合計四枚組、収録曲は90曲で発売。 ※リークにより作編曲者情報が明らかにされているが一部「外注」となっているのは 社外メンバーの神藤氏か真我氏のどちらかによる作曲である。 これまではブックレットに社外メンバーの担当曲だけは記載されていたがイースVIII以降なくなったため (推測は十分可能なので()付きで記載)。 収録曲 曲名 作・編曲者(※非公式情報) 補足 順位 上巻Disc1 Spiral of Erebos -Pre Opening Size- 宇仁菅孝宏 プロローグムービー 行き着く先 -Opening Size- 外注 (真我光生)歌:佐坂めぐみ OPムービー 新しい朝 園田隼人 春風駘蕩 宇仁菅孝宏 Briefing Time 園田隼人 会議 羅刹の薫陶 園田隼人 オーレリアのテーマ 異端の研究者 園田隼人 アインヘル小要塞 宇仁菅孝宏 Brave Steel 宇仁菅孝宏 通常戦闘 2017年258位 Toughness!! 宇仁菅孝宏 手配魔獣・強ザコ戦 Youthful Victor 園田隼人 戦闘勝利 スタートライン 宇仁菅孝宏 タイトル 授業は合同で 園田隼人 下校途中にパンケーキ 宇仁菅孝宏 放課後 可能性は無限大 宇仁菅孝宏 自由行動日 夜のしじまに 園田隼人 夜のイベント・夜行列車 Welcome Back! アーベントタイム 作:萩生田朋克編:園田隼人 Power or Technique 園田隼人 剣戟怒涛 外注 (真我光生) 機甲兵教練 第2回掘り出し129位 Base Camp 園田隼人 演習地 流れる雲の彼方に 園田隼人 サザーラント街道・オスティア街道など 白亜の旧都セントアーク 宇仁菅孝宏 カレル離宮 紡績町パルム 園田隼人 上巻Disc2 Weathering Road 外注 (神藤由東大) ハーメル廃道・ロック=パティオ ハーメル -遺されたもの- 園田隼人 ハーメル村(銀の意志アレンジ) 混迷の対立 園田隼人 結社登場 STEP AHEAD 外注 (真我光生) 第一章:シャーリィ デュバリィ戦第二章:カンパネルラ戦、マクバーン戦、カンパネルラ マクバーン戦第三章:アリアンロード戦第四章:オーレリア アルゼイド戦 第12回504位2017年204位 蠢く陰謀 宇仁菅孝宏 神機登場 Lift-off! 宇仁菅孝宏 神機戦 第12回678位 帰路へ 外注 (神藤由東大) 充実したひととき 外注 (神藤由東大) 定期考査発表・夏の分校 静寂の小路 宇仁菅孝宏 パルム間道・アウロス海岸道など 籠の中のクロスベル 園田隼人 クロスベル市(5/20) 張り詰めた思惑 園田隼人 束の間の里帰り 園田隼人 実家 Unplanned Residue 園田隼人 ジオフロント Abrupt Visitor 園田隼人 魔煌兵・幻獣戦 想い千里を走り 外注 (神藤由東大) 助っ人登場イベント チープ・トラップ 外注 (真我光生) 襲撃 打ち砕かれた心 宇仁菅孝宏 シャロン・レクターの過去イベントなど 最前線都市 園田隼人 クロスベル市(5/21)・歓楽都市ラクウェル(昼) Concept H.M.I. 宇仁菅孝宏 水泳 君に伝えたいこと 宇仁菅孝宏 サラの過去イベントなど 忘れられし幻夢の狭間 -閃Ver.- 作:籾山紗希編:園田隼人 星見の塔 Erosion of Madness 宇仁菅孝宏 第二章:魔人マクバーン戦第四章:暗黒竜の寝所・通常戦闘 2017年268位 行き着く先 外注 (真我光生)歌:佐坂めぐみ 下巻Disc1 第II分校の日常 園田隼人 Little Rain 園田隼人 精強なる兵たち 園田隼人 ドレッグノール要塞・ジュノー海上要塞 紺碧の海都オルディス 宇仁菅孝宏 晩餐会 Proud Grudge 外注 (真我光生) 小要塞ボス・猟兵戦 崖谷の狭間 園田隼人 ラングドック峡谷 真打ち登場 外注 (神藤由東大) 助っ人登場イベント 歓楽都市ラクウェル 園田隼人 Brilliant Escape 外注 (真我光生) 2017年162位 静かなる駆け引き 園田隼人 カジノ《アリーシャ》 Vantage Masters 園田隼人 伝承の裏で 宇仁菅孝宏 イストミア大森林・ブリオニア島 幽世の気配 園田隼人 陽霊窟 行き着く先 -Instrumental Ver.- 外注 (真我光生) 序章:アイネス エンネア戦第二章:モルドレアン戦第三章:ウォレス准将戦(2戦目)、デュバリィ アイネス エンネア戦、アイネス エンネア戦 劣勢を挽回せよ! 園田隼人 戦闘ピンチ solid as the Rock of JUNO 外注 (神藤由東大) ジュノー海上要塞攻略 第12回752位2017年243位 夕景 園田隼人 光射す空の下で 外注 (真我光生) 赫奕たるヘイムダル 宇仁菅孝宏 帝都ヘイムダル 女神はいつも見ています 園田隼人 零「クロスベル大聖堂」アレンジ ゲートイン 園田隼人 風よりも駿く 外注 (神藤由東大) 演習地到着時・競馬 地下に巣喰う 園田隼人 帝都地下 あの日の約束 宇仁菅孝宏 旧VII組再会閃II「輝ける明日へ」アレンジ 下巻Disc2 One-Way to the Netherworld 宇仁菅孝宏 第四章:暗黒竜の寝所終章:ラスボス2戦目 Accursed Tycoon 園田隼人 第四章:暗黒竜戦終章:ラスボス1戦目 夏至祭 宇仁菅孝宏 在りし日のメロディ 園田隼人 星の在り処のサビのオルゴールVer. 翡翠庭園 外注 (神藤由東大) 初めての円舞曲 外注 (神藤由東大) 託されたもの 宇仁菅孝宏 北方戦役・リーヴェルト社の過去などのイベント Roots of Scar 園田隼人 急転直下 宇仁菅孝宏 暗雲 園田隼人 鐘、鳴り響く時 園田隼人 僅かな希望の先に 外注 (神藤由東大) DOOMSDAY TRANCE 宇仁菅孝宏 終章:ラストダンジョン突入、ラスボス3戦目 Spiral of Erebos 宇仁菅孝宏 ラストダンジョン 第12回191位第13回111位第14回348位第15回258位第16回737位2017年188位 Tragedy 外注 (神藤由東大) 巡洋艦爆破 今、成すべきこと 宇仁菅孝宏 プレストーリー終章:ラスボス3戦目前イベント 巨イナル黄昏 園田隼人 ラスボス戦後イベント閃II「白銀の巨船」アレンジ 嘆きのリフレイン 外注 (真我光生)歌:末廣優里 エンディングテーマ 第2回エンディング90位 空を見上げて -Eliot Ver.- 編:園田隼人 第一章:エリオット登場空の軌跡SCの『空を見上げて』のヴァイオリンソロver レメディファンタジア 園田隼人 第四章:エリオット登場 その他 Unfathomed Force 作:籾山紗希編:宇仁菅孝宏 第三章:アリアンロード デュバリィ アイネス エンネア戦碧の軌跡より Blue Destination 宇仁菅孝宏 第四章:蒼のジークフリード戦閃の軌跡IIより 目覚める意志 宇仁菅孝宏 一部イベント閃の軌跡IIより 赤点です... 萩生田朋克 ゲームオーバー閃の軌跡より 黒銀の鋼都ルーレ 作:園田隼人編:宇仁菅孝宏 第二章:ラインフォルト本社イベント閃の軌跡より 翡翠の公都バリアハート 宇仁菅孝宏 第三章:冒頭イベント閃の軌跡より 聖女のアリア 作:宇仁菅孝宏編:神藤由東大 ロゼ登場・帝国の歴史の真相に関するイベント閃の軌跡IIでも使用閃の軌跡 スーパーアレンジバージョンCDより The Decisive Collision Super Arrange Ver. 作:宇仁菅孝宏編:神藤由東大 終章:アリアンロード マクバーン戦、クルーガー ジークフリード シャーリィ ルトガー戦、クレア ミリアム レクター ルーファス戦閃の軌跡 スーパーアレンジバージョンCDより 第12回497位 サウンドトラック 英雄伝説 閃の軌跡III オリジナルサウンドトラック【上下巻】~完全版~ 英雄伝説 閃の軌跡III オリジナルサウンドトラック【上巻】 英雄伝説 閃の軌跡III オリジナルサウンドトラック【下巻】 デモムービー
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英雄伝説 黎の軌跡 英雄伝説 黎の軌跡 The Legend of Heroes Kuro no Kiseki英雄傳說 黎之軌跡 対応機種 PlayStation 4 ジャンル ストーリーRPG 発売年 2021年 価格 開発元 日本ファルコム 発売元 日本ファルコム 公式サイト 日本ファルコム公式 作中情報 シリーズ 黎の軌跡シリーズ(共和国編) 舞台 カルバード共和国 時系列 七耀暦1208年 主人公 ヴァン・アークライド 前作:創の軌跡 次作:黎の軌跡II 黎の軌跡(くろのきせき、Trails of **)は、2021年に発売された英雄伝説シリーズ第3期《軌跡シリーズ》の第11作。カルバード共和国を舞台にした共和国編の第1作。 概要 ――ここから、新たな"軌跡(ものがたり)"が始まる。 英雄伝説 黎の軌跡 より カルバード共和国の首都で、遊撃士や警察に相談できない依頼を専門に扱う《裏解決屋》ヴァン・アークライド。彼のもとに高等学校に通う女学生アニエス・クローデルがとある物を探す手伝いを依頼した。 彼女の依頼をきっかけに、アークライド解決事務所は増えてゆく助手たちと共に、共和国を揺るがす大事件に関わってゆく。 黎の軌跡のキャラクター 名前 登場 ヴァン・アークライド アニエス・クローデル フェリーダ・アルファイド アーロン・ウェイ リゼット・トワイニング カトル・サリシオン ジュディス・ランスター ベルガルド・ゼーマン エレイン・オークレール フィー・クラウゼル ジン・ヴァセック 銀 ツァオ・リー シズナ・レム・ミスルギ クロガネ ヴァルター ルクレツィア・イスレ ルネ・キンケイド 黎の軌跡の各作品 作品名 機種 発売年 発売元 英雄伝説 黎の軌跡 Play Station 4 2021 日本ファルコム PlayStation 4 英雄伝説 黎の軌跡 通常版 2021年9月30日に日本ファルコムより発売されたオリジナル版。 PlayStation 5でもプレイ可能。 Ver1.1アップデートによりフレームレートを可変に設定でき、PlayStation 5ではほぼ上限の60fpsでプレイ可能。 なお、PlayStation4版の出力解像度は1080p(FullHD)であり、閃の軌跡IIIから創の軌跡の出力解像度が2160p(4K)だった事を考えると退行した。 黎の軌跡のPV OP ショートPV 黎の軌跡の時系列 作中の時系列は時系列/黎の軌跡を参照。 英雄伝説 軌跡シリーズの時系列 VIリベール編 空の軌跡 FC1202年 空の軌跡 SC1202年11月-1203年 空の軌跡 the 3rd1203年11月 VIIクロスベル編 VIII帝国編 外伝 零の軌跡1204年1月 - 5月 閃の軌跡1204年3月 - 10月 碧の軌跡1204年8月 - 12月 閃の軌跡II1204年11月- 1205年3月 暁の軌跡1204年9月 閃の軌跡III1206年4月 - 7月 閃の軌跡IV1206年8月 - 9月 創の軌跡1207年2月 - 3月 IXカルバード共和国編 黎の軌跡1208年X月 - X月 黎の軌跡II1209年X月 - X月 作品始点時の七耀暦で記載で簡略化。 詳細は時系列/各作品の時系列照らし合わせを参照。 黎の軌跡の楽曲 軌跡シリーズの他の作品 空の軌跡シリーズ(リベール王国編・英雄伝説VI) 空の軌跡FC 空の軌跡SC 空の軌跡 the 3rd 零・碧の軌跡(クロスベル編・英雄伝説VII) 零の軌跡 碧の軌跡 閃の軌跡シリーズ(エレボニア帝国編・英雄伝説VIII) 閃の軌跡 閃の軌跡II 閃の軌跡III 閃の軌跡IV 創の軌跡 英雄伝説 黎の軌跡シリーズ(カルバード共和国編・英雄伝説IX) 黎の軌跡 黎の軌跡II 外伝 暁の軌跡 ゼムリア大陸とは異なる世界観作品 那由多の軌跡 このページに登録されているタグ 作品 黎の軌跡
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英雄伝説 創の軌跡 【えいゆうでんせつ はじまりのきせき】 ジャンル ストーリーRPG 対応機種 プレイステーション4 発売・開発元 日本ファルコム 発売日 2020年8月27日 定価(税込) 通常版 8,424円永久保存版 12,744円ダウンロード版 7,590円 レーティング CERO C(15才以上対象) 判定 良作 ポイント 西ゼムリア大陸完結編シリーズ初の複数主人公豊富なやりこみ要素次回作への伏線が多彩 ドラゴンスレイヤー 英雄伝説シリーズ 概要 ストーリー(公式サイトより抜粋) 新システム 評価点 賛否両論点 問題点 総評 余談 概要 日本ファルコムの二枚看板の一つ・『英雄伝説・軌跡シリーズ』の一作。 『閃の軌跡』の後日談に位置づけされる作品で、「世界大戦」の後始末や、クロスベル独立の顛末などが描かれる。 シリーズ初の複数主人公と、それを活かした「クロスストーリー・システム」が大きなポイントとなっている。 ストーリー(公式サイトより抜粋) ここに終わり、ここに創まる―― 帝国全土を蝕ばんだ災厄『巨イナル黄昏』。 英雄たちによって危機を乗り越えたゼムリアの地で、新たな因果が紡ぎ出され、そして、物語は“終点”へと向けて動き出していく。 新システム クロスストーリーシステム ロイド、リィン、《C》という、3人の主人公を任意に切り替えながら物語を進めていくシステム。それぞれのルートはチャプターごとに区切られており、同じチャプター内であれば自由にルートを切り替えて進めることが可能。チャプター内の各ルートを終盤まで進めることで物語が大きく展開し、次のチャプターへと進められる。 ヴァリアントレイジ アサルトゲージを消費して行う特殊攻撃で、パーティメンバーが5人以上の時に使用できる。 敵全体にダメージを与えつつ、BPとCPを大きく増加させる物理攻撃「ヴァリアントアタック」と、ヴァリアントアタックと同様にダメージを与えつつ、BP、EPを回復させる「ヴァリアントアーツ」、味方全員のHPと状態異常を回復しつつ、BPを増やす「ヴァリアントヒール」の三種類があり、いずれも劣勢を覆す切り札になり得る。 真・夢幻回廊 メインストーリーを進めていくことで進入可能になる、攻略型コンテンツ。『英雄伝説 空の軌跡 the 3rd』の舞台となった「影の国」に近い、やりこみ型のダンジョンで、現実世界で仲間になったキャラクターたちで自由にパーティを組み、ダンジョンを攻略していく。 強敵を倒すことで「封印石」を入手でき、これを使用することで、従来の「扉」に相当するキャラクターエピソードやミニゲームを楽しんだり、貴重なアイテムを入手できる。さらに、金の封印石を使うことで、メインストーリーでは加入しないキャラクターも仲間に加えられる。 さらに、発令されるミッションをこなすことで「幻夢の欠片」と呼ばれるアイテムを集められ、パーティの強化や、アイテムの入手などに利用できる。 評価点 三人の主人公全員に、しっかりとした見せ場が存在している。彼らがそれぞれの立場から行動を起こし、それらが絡み合うシナリオが、主にシリーズファンから高く評価された。 また、ローゼンベルク工房やノルドの監視塔など、過去作では物語の中で登場したものの進入できなかった箇所へ訪れることもできるようになった。 + The Day of Reindependence(ロイドルート) 本作のメインとなるルートにして『零』、『碧』の真の完結編。『英雄伝説 碧の軌跡』のエンディングでわずかに描かれていたクロスベルの再独立が、いよいよゲーム本編で楽しめる。特務支援課とは何だったのか、独立で生じた歪みによる葛藤とロイドの原点が描かれていく。 このルートの趣旨は、再独立を目前に控えながら、突如乱入してきたルーファス新総統(*1)に敗北し、散り散りになった特務支援課が、それぞれの立場からルーファスや彼の私兵である黒の衛士たちに反逆し、真の意味でクロスベルの自由を勝ち取るというもの。『英雄伝説 零の軌跡』の時点から描かれていた、強者の都合に振り回されてきた苦難の歴史に終止符が打たれる、実時間にして10年分のカタルシスが味わえる。 『碧』において誤った方法でクロスベルの富国強兵を目論んだディーターやイアン、ヴァルドも再び姿を現し、彼らのその後も描かれている。また、空の軌跡の主役で、零の軌跡から幾度にも渡ってロイドたちと共闘してきたエステルやヨシュア、それぞれの仕事のためにクロスベルに赴任していたアリサやマキアス、トワなど、クロスベルとは別の舞台のキャラクターが多く加入するのも特徴の一つ。クロスベルの独立がいかに多くの人々に望まれているかがよくわかる展開となっている。碧から浮き彫りになり、次第に形骸化されてきた一面にしっかりと向き合い、捜査官として一段と成長を遂げたロイドが暴く『最後の真実』はトロフィーにもなっている。 + Lost Symbol(リィンルート) 前作の主人公であったリィンの視点から展開されるルート。主にトールズⅦ組のメンバーで構成されているが、アリサやマキアスなど、一部のメンバーとは別行動となる。また、別ルートの主人公である《C》や、その仲間と一時的に対立することもある。 このルートのキャラクターたちは、誘拐されたオリヴァルト皇子夫妻の行方を探すという目的で動いている。そのため、帝国における戦乱の後日談という側面が強く、途中まではクロスベルの独立に深く関わらないなど、ほかのルートと関係性は控えめとなっている。しかし、物語が進むにつれて「あるはずのないもの」が多く登場し、やがて前作における心残りが片付けられる結果へと収束していく。派手さ、名場面、印象に残ると言われるものが数多く存在する。ルートの評価こそ後述の《C》ルートに少し劣るが、リィンの人気の高さ(*2)と次回作以降に繋がる伏線なども相まって、総合的には同等以上の人気を獲得している。 前作のラストで鬼の力から解放されたリィンのその後に関しても、当然ながら語られる。多くのプレイヤーからは、鬼の力を失うことで弱体化してしまうのではないかと危惧されていたが、物語の終盤でそれが更なる強さを獲得するためのステップだったことが判明する。迷いを乗り越え、剣聖たる己を確固のものとしていく過程が丁寧に描かれていく(*3)。 またリィンの戦闘シーンが全キャラクターの中で最も多く最新のモーションキャプチャーを唯一使われており、特にノルドの戦闘シーンは迫力のあるものに仕上がっていて、ファンから高評価を得ている。余談だが、リィンは本編、エピソード、ミニゲームなどを含めると一番多く出番があり、今作でも最も重要なキャラクターとしてスポットが当たっている。特にエピソードなどを合わせると主役(主人公視点)を5回も務め、サブとしても多く出ている。前作同様に今作のエピローグの語り手も担当し、次回作の伏線を含む後日談にもレン同様に登場するなど今後の再登場を示唆されている(*4)。 + The Miserable Sinners(《C》ルート) 新生帝国解放戦線のリーダーである《C》が主人公のルート。かつて『閃の軌跡』に登場した《C》ことクロウ・アームブラストとは別人である。 その正体は、前作まで敵として登場していたルーファス・アルバレア(*5)。かつてはその悪辣な所業から、プレイヤーから大いに嫌われていたが、本作での活躍によってみごとに汚名返上を果たし、その評価はかつてとは真逆のものとなった。激戦の末に世界を救った英雄となったリィンと地道な活動で自由を取ったロイドと異なり、飽くまで陰で動くイメージが強いが、それゆえに成し遂げられる要素も多い。本作における騒動の発端にして根源となった存在を暴けるのも大きな魅力。 本作のヒロインにして、クロスベルで人気のローゼンベルク人形の最新鋭機であるラピスや、ゲーム内小説「3と9」の主役であるスウィンとナーディアが初登場。いずれも従来のキャラに負けないインパクトと魅力を誇り、物語の盛り上げに大いに貢献する。また、新規キャラ以外は、主人公のルーファスも含めてかつて敵対していたキャラクターのみで構成されており、ダークヒーロー的な要素を楽しめる。 男性陣は、ルーファスやスウィン、アリオスと真面目な人物のみということもあり、仲間たちとビジネスライクな関係を維持しようとするが、人の名前に点数をつけようとするラピスや、新生帝国解放戦線を新生帝国ピクニック隊と改名しようとするナーディア、更に主の仇であるルーファスの行く末を何だかんだで見届けるデュバリィとそれら全てを俯瞰して観察するレンなどが加わるという、女性は対照的なまでに超マイペースな人物揃い。そのため次第に和気藹々としたやり取りを楽しめるようになる。ストーリーが進むにつれて戦闘後の掛け合いも変化していく。 仲間たちとの交流で精神的に大きく成長するルーファスが、やがてロイドやリィンたちと協力して黒幕へと迫り、大陸統一を果たそうとする偽物のルーファスを否定するシーンは本作最高といってもいい大きな見どころの一つ。さらに、最後はルーファスだからこそできる方法で世界の危機を救うなど、紛れもなく英雄と呼ぶにふさわしい活躍を見せる。シナリオテキストが他のルートより良質なこともあり、後述する国勢調査では、三つのルートの中では最も高い評価を受けた。 一作で完結している 軌跡シリーズ自体の特徴として、前作までは一つの舞台を描き切るまで、最低でも二作以上のソフトをプレイする必要があった。 本作では、複数の視点による展開という相違点はあるが、一つの物語としてきちんとまとまっている。ただし、前作までの要素を大きく引き継いでいるため、あらかじめシリーズ作品をプレイしたほうが楽しめる点は過去作と同様。 また、前作までは絆システムでキャラクターそれぞれのバックグラウンドが描かれていたが、一周ですべてを鑑賞できないという難点があった。本作では、絆システムに代わって『The 3rd』で好評を得ていた扉システムが復活し、一周のプレイでほとんどの要素を鑑賞できるようになった。 クロスベルの独立が描かれている 『碧』の最後で帝国に占領されることが明かされ、それ以降、長きにわたってクロスベルが帝国の支配下にあったことから、ファンからは真の意味でのクロスベル独立を見たいという意見が以前から寄せられていた。 前作『英雄伝説 閃の軌跡IV -THE END OF SAGA-』では、エンディングでさらっとなぞっただけになっており、「これで終わり?」という不満が多く聞かれたが、本作ではそれに応えた形となる。 今までが消化不良だったこともあり、本作におけるクロスベルの解放は、多くのプレイヤーの留飲を下げるものとなった。また、これに伴い、特務支援課や彼らの協力者の活躍も目立ち、クロスベル編のファンからは高い評価を得ている。 多彩なプレイアブルキャラクター 『閃の軌跡IV』のプレイアブルキャラクターは、アイネス、エンネア、ゼノ、レオニダスを除いてすべて続投。オリビエやアルフィン、エリゼなど、それ以前に使用できたキャラクターも、その多くが復帰している。 また、ロイドが主人公ということもあり、『零の軌跡』、『碧の軌跡』で登場したキャラクターたちも、多数が参戦。ロイドたちにとって頼れる先輩の一人で、『碧』でスポット参戦したものの一時的に敵対したアリオスも、本作で初めてレギュラーキャラとして使用できる。その強さは『碧』に劣らず、ファン必見の性能となっている。 さらに、10月1日に施されたアップデートで、シリーズ最強候補であり、屈指の人気キャラクターでもあるマクバーンが、限定的ながら初めてプレイアブルキャラクターとして使用可能となった。火焔魔人への変身も条件付きだが当然可能。最強の名に恥じない暴虐を発揮するが、見所は戦闘後の掛け合い。縁のある人間に対する台詞は人間味あふれるもの(*6)となっており、更なる人気を獲得した。 真・夢幻回廊では、すべてのキャラクターをプレイヤー自身が編成することが可能で、原作でもあった「特務支援課」や「トールズⅦ組」のほか、エステル、ヨシュア、アガット、アリオス、フィー、サラ、トヴァルの「遊撃士協会チーム」や、ヨシュア、レン、シャロン、デュバリィ、クロチルダ、マクバーンの「結社チーム」、クロウ、トワ、ジョルジュ、アンゼリカの「先輩チーム」、ルーファス、ミリアム、レクター、クレアの「鉄血の子供チーム」、レクター、トワ、エリゼ、アッシュ、レンの「生徒会長チーム」などなど、共通点のあるキャラクターたちによる組み合わせを楽しめる。 このほか、アップデートによって真・夢幻回廊で似たような特徴を持つキャラクターたちでパーティを組み、戦闘するというミッションが発令されるようになり、達成すると特殊な掛け合いを楽しめる。 豊富なやりこみ要素 加入メンバーの多さや、真・夢幻回廊の存在などから、本作は特に、ミッションやミニゲーム、アイテム収集など、ストーリー攻略とは異なるやりこみ要素が充実している。 おなじみの釣り要素やカジノ、『閃の軌跡』シリーズで搭載されていたヴァンテージマスターに加えて、『The 3rd』以来となる「軌跡でポン!!」や『東亰ザナドゥ』の劇中劇である「魔法少女まじかるアリサ」を題材にしたシューティングゲームなど、多種多様なミニゲームを楽しめる。 また、10月1日のアップデートによって、敵のレベルを50、もしくは100上昇させられるようになった。さらに、「Nightmare」を上回る最高難易度である「Abyss」に挑戦することも可能になり、歯ごたえのあるゲームを求めるプレイヤーにも好評を博した。 更に、夢幻回廊の最上層から中心部へと突入できるようになり、その奥には予想だにもしない存在が待ち受けている。それを制することで、本当の意味で零・碧の軌跡の完結を迎えることが出来る。 次回作に繋がる伏線が巧みに描かれている 本作は、クロスベルの独立が主軸となっているが、帝国と比肩する力を持つ共和国に関する話題も多く語られる。 結社の盟主や帝国宰相であるオズボーンに匹敵する才能とカリスマを備えたカルバード共和国新大統領「ロイ・グラムハート」の想像以上の暗躍や、サラ以来となる最年少A級遊撃士の誕生など、次回作以降に関わりそうな話題が多く提示されている。 そして、極めつけとなるのは、10月1日のアップデートで追加された、完全クリア後に解禁される「創まりの先へ」。 三つのエピソードで構成されているノベル形式のシナリオで、まずはリィン、レンの視点から共和国に関する現状が明かされ、次回作である『英雄伝説 黎の軌跡』への伏線となる要素が断片的に語られる。さらに、黎の軌跡のサブキャラクターであるエレイン・オークレールを主人公とした物語が展開される。 これらのシナリオでは、「黎」のメインキャラであるヴァンとアニエスや、エレインのほかにキンケイド、シズナと言ったサブキャラクターもわずかながら登場し、期待を煽るものとなった。かつて『空の軌跡』の主人公であるエステルの妹分だったレンが、黎のヒロインとなるアニエスの姉貴分となった点も、彼女の成長を示していると好評。 モーションの改善 『イースⅨ』で初めて取り入れられたモーションキャプチャーが、こちらにも反映されている。その甲斐あって、前作までは今一つと言われがちだったイベントでの演出が強化された。 この要素は、主にリィンルートで多く見られており、中でも中盤で展開されるある人物との戦いは、高い評価を得た。 高速モードの実装 新作としては初めて「ハイスピードモード」が実装。これを使うことにより、戦闘やイベントシーンにかかる時間を大幅に短縮させられ、ストレスのないプレイを行えるようになった。 攻撃アーツを選択する際に、敵の弱点となる属性がわかるようになった。 これにより、いちいち敵の耐性を見ないで最適なアーツを選べるようになっている。 名曲揃いの音楽 もはや恒例と言っていいことではあるが、本作もファルコムの長所がふんだんに詰め込まれたBGMが楽しめる。 戦闘BGMは、それぞれのルートによって変わっているほか、ボス用のテーマ曲も多彩。このほか、クロスベルの独立に関わるイベントで多用される「The Destination of FATE」なども高い人気を集めている。 賛否両論点 声優関連 新規プレイアブルキャラとなるラピス、スウィン、ナーディアは、いずれもシリーズ初出演となる声優が当てられており、演技も好評を博している。また、セルゲイやスカーレットの声優が変わっているが、こちらも違和感なく受け入れられているほか、前作で問題視されたクルトの演技も改善されている。 一方で、ユウナの演技が、彼女の持ち味である元気のよさが削がれてしまっているという意見が見られた。前作におけるクルトと同様、今まではまったく演技に問題はなかったため、困惑したプレイヤーは多い。 グラフィック関連 モーションに改良が加えられたが、それはまだ一部にとどまっており、改善すべき部分は多い。また、ゲーム内のグラフィックそのものは過去作とさして変わらず、大手メーカーのゲームにはいまだ及んでいない。 一方で、エンディングのグラフィックでは新しいエンジンが使用されており、普段のゲーム画面とは桁違いのクオリティを楽しめる。また、今後はこちらのエンジンも活用していくと明言されている。 クラフト関連 加入するキャラクターたちは、新クラフトや強化クラフトを修得しており、使い勝手が増している。中でもリィンとロイドは、代名詞と言える「神気合一」や「バーニングハート」が強化されることで、心身ともに一皮むけたことがはっきりとわかるようになっている。 リィンのカットインは複数用意(*7)されており、前作のオズボーンと同じく、武器を構えつつ両手を大きく開くカットインも存在している。この点は、二人の関係を強調したものとなっており、大変好評。 一方で、人数の多さによる弊害からか、クラフトの総数が少ないキャラクターも多い。『閃の軌跡』から強化版ではない新クラフトが加わったキャラも、特務支援課のメンバーと、レン、ユーシス、エリゼ、セリーヌ、ジョルジュ、レクター、クレアに一つずつのみと少なめで、リィン、クロウの騎神召喚や、新Ⅶ組の機甲兵召喚が使用不可能となっている。ただし、クラフトの総数が少ないキャラは、総じて性能が高いことが多いため、クラフトの数が少ない=弱いというわけではない。 ロイドルート関連 本作は最終的にはクロスベルが舞台となるが、一連の事件の真実がクロスベル由来によるものではない点が指摘されている。またストーリーの内容も他の2つと比べると新鮮味が余りなく、過去の焼き直しではないかとも言われている。 ただし、前述した通り、『閃Ⅳ』での不満点として挙げられていたクロスベル独立の描写がなされた点は好評。 テキスト 《C》ルート(*8)や、前述した「創まりの先へ」のテキストは、キャラクターの個性が魅力的に描かれており、シナリオの質の高さも相まって、シリーズファンの間でも高評価を受けている。 ロイドルートも主人公周りの描写が優れており、リィンルートの内容もまた、前作から大幅に改善されている。一方で、同じ言い回しの多用やキャラがセリフを言う度に笑うというような、過去のファルコム作品で見られた点も残っている。 問題点 ダドリーの扱い 『零』、『碧』の両方で仲間に加わったダドリーが、本作では加入させられない。ツァイトやガルシアなどのスポット参戦キャラ(*9)以外では唯一、プレイアブル漏れとなってしまった。 ユニークなSクラフトや、似たような雰囲気を持つマキアスの登場(*10)があっただけに、残念なところ。せめて真・夢幻回廊だけでも使いたかったという意見が多く見られた。 装備、クォーツの付け替えが面倒 システム自体は前作までと変わらないのだが、プレイアブルキャラクターが増えた弊害により、付け替えが面倒になってしまっている。キャラクターごとに、着けた装備やクォーツを記憶する機能が欲しかったところ。 パッケージ 本作のパッケージに映っている女性は重要キャラの一人である「盟主」で、その正体に迫る展開なども期待されていた。しかし、実際の出番はほぼないに等しく、期待していたユーザーは肩透かしを食うことになった。 総評 西ゼムリア大陸の総決算と言える力作。豊富なミニゲームややりこみ要素など、『The 3rd』に通じる長所を多く備えるうえに、ストーリーが展開する現実世界と、育成要素がメインの真・夢幻回廊が両立されており、ボリュームは段違いとなっている。 三つの視点から楽しめる新システムや、それを巧みに生かしたシナリオ展開、クロスベルの真の独立や、数々のサブエピソードや育成要素、キャラクター同士の交流など、見どころは非常に多い。 『The 3rd』のシステムや、『零』『碧』のシナリオを好むファンには特におすすめできる作品。また、軌跡シリーズ後編と言える次回作『黎の軌跡』以降の伏線も多数張られているため、予習代わりにプレイするのもいいだろう。 余談 本作は当初、ロイドとリィンのほかに、エステルを主役としたルートが実装される予定だった。 しかし、リベール編はこれ以上描く要素が少ないため、開発が難航していたところ、新たに開発に加わった若手社員が《C》を主役にした物語を提案し、採用されたという。 ロイドルートは零、碧の完結編だけあってやり残しのないように幾つかのシナリオが候補に挙げられていたという。うちの一つが、ロイドの兄であるガイ・バニングスを敵役として(*11)クロスベル、特務支援課最大最強の壁として立ちはだかり、弟であるロイドと激闘を繰り広げるという内容もあった。だが進むにつれて、中の人が出演している某作品と被ったというエピソードがあったという。 海の檻歌からの古株で、今までの軌跡シリーズのメインライターであった竹入久喜氏が、本作はシナリオスタッフから外れている。 2020年12月17日に、次回作である『英雄伝説 黎の軌跡』の発表がなされた。 そして、その発表と同時に、ユーザーから様々な項目に関する人気を調査する『創の軌跡 国勢調査』が行われた。それによると、好きなルートは《C》ルートで、好きなキャラクターはリィンがトップ(*12)という結果になっている。 2021年8月26日に、Nintendo Switch/Steam版が発売された。
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英雄伝説 閃の軌跡 英雄伝説 閃の軌跡 The Legend of Heroes Trails of Cold Steel 対応機種 PlayStation 3PlayStation VitaWindowsPlayStation 4Nintendo Switch ジャンル ストーリーRPG 発売年 2013年 開発元 日本ファルコム 発売元 日本ファルコムXSEED Games, Marvelous USA Inc.Clouded Leopard Entertainment 公式サイト 日本ファルコム公式 作中情報 シリーズ 閃の軌跡シリーズ(帝国編) 舞台 エレボニア帝国 時系列 七耀暦1204年 主人公 リィン・シュバルツァー 前作:碧の軌跡 次作:閃の軌跡II 閃の軌跡(せんのきせき、Trails of Cold Steel)は、2013年に発売された英雄伝説シリーズ第3期《軌跡シリーズ》の第6作。 エレボニア帝国を舞台とする閃の軌跡シリーズの第1作。 英雄伝説としてのナンバリングはされてないが、「VIII」と推測される。 概要 零から閃へ―― ――英雄伝説 閃の軌跡より ──《エレボニア帝国》。ゼムリア大陸西部において最大規模を誇るこの旧き大国では近年、2つの勢力が台頭し、国内における緊張が高まりつつあった。一つは《貴族派》──「四大名門」と呼ばれる大貴族を中心とし、その莫大な財力によって地方軍を維持し、自分たちの既得権益を守らんとする伝統的な保守勢力。もう一つは《革新派》──平民出身の「鉄血宰相」を中心とし、巨大な帝都や併合した属州からの税収によって軍拡を推し進め、大貴族の既得権益を奪わんとする新興勢力。両者の立場はどこまでも相容れず、その対立は水面下で深刻化し、皇帝の仲裁も空しく、帝国各地で暗闘が繰り広げられるようになっていた──。そして、それは帝都近郊にある伝統的な士官学校でも同じだった。──《トールズ士官学院》。帝国中興の祖「ドライケルス大帝」によって創設され、身分に囚われない人材育成を目指してきたこの士官学校においても、貴族派の理事と革新派の理事が対立を深め、生徒たちに影響を与えていた。あらゆる面で優遇され、また実力も兼ね備えた白い制服の貴族生徒たち。優秀ながらも下に見られ、理不尽感を抱き続ける緑の制服の平民生徒たち。制服の色や学生寮が違うことも相まって、両者は事あるごとに反発しあい、学業成績や武術訓練、クラブ活動などでも火花を散らし合うのだった。そんな中、地方貴族の息子、リィン・シュバルツァーはトールズ士官学院への入学を果たし、帝都近郊の街トリスタを訪れる。季節は春──白いライノの花が舞い散る中、リィンは気付く。自分の着た制服が、貴族生徒や平民生徒の制服の色と違うことを。少数ではあるが、同じ「深紅の制服」を着た生徒たちがいることを。そして学院の鐘が鳴り、始まる入学式──偉丈夫の学院長の堂々たる挨拶が終わり、若き女性教官が壇上に立つ。「赤い制服の子たちは集まりなさい」「これから特別オリエンテーリングを始めるわ」それが──波乱に満ちたリィンたち《VII組》の学院生活の幕開けだった。 出典:日本ファルコム 閃の軌跡公式より 零/碧シリーズから舞台をエレボニア帝国へと移した新章。 帝国の名門士官学校《トールズ士官学院》に入学したリィン・シュバルツァーとクラスメイト達の学園生活の物語。 特別なカリキュラムとして、広大な帝国の各地を訪れ、それぞれの縁の地で帝国が抱える様々な問題を感じ、時に迷いながらも乗り越えてゆく。 軌跡シリーズとしては初めてグラフィックを完全に3D化し、それに伴いオリジナル版を携帯機ではなく据え置き型ゲームハードでリリースしている。以後、閃の軌跡シリーズは高画質化に舵を切り、PlayStation 4で発売された閃の軌跡IIIでは携帯機での配信はされていない。 閃の軌跡のキャラクター 名前 登場 リィン・シュバルツァー アリサ・ラインフォルト エリオット・クレイグ ラウラ・S・アルゼイド マキアス・レーグニッツ ユーシス・アルバレア エマ・ミルスティン フィー・クラウゼル ガイウス・ウォーゼル ミリアム・オライオン クロウ・アームブラスト 閃の軌跡の各作品 作品名 機種 発売年 発売元 英雄伝説 閃の軌跡 PlayStation 3 / PlayStation Vita 2013 日本ファルコム The Legend of Heroes Trails of Cold Steel Windows 2017 XSEED Games, Marvelous USA Inc. 英雄伝説 閃の軌跡 I:改 -Thors Military Academy 1204- PlayStation 4 2018 日本ファルコム Nintendo Switch 2021 Clouded Leopard Entertainment Windows PlayStation 3 / PlayStation Vita 2013年に発売されたオリジナル版。 据え置き機のPS3版と携帯機のPS Vita版のマルチハードでリリースされた。 発売当時はローディングの遅さやバグの頻出などの問題が多々あったものの、アップデートで改善されている。 中国語版、韓国語版、北米版、欧州版が発売されており、北米版以降はボイスやイメージの追加・変更点がある。 Windows Windows版は二つあるので注意。日本語プレイが可能なのは、XSEED Gamesの北米版である。 The Legend of Heroes Trails of Cold Steel(北米版 英語/日本語) XSEED Games, Marvelous USA Inc.が発売元のWindows版。解像度や映像関連のオプションがあるため、画質ではオリジナル版より遥かに高画質でプレイが可能。 当初はテキストのみ日本語を選択出来るのみで、音声は英語のみしか収録されていなかったが、2018年のアップデート後、日本語版音声でプレイが可能になった。 但し、オリジナルの北米版は日本語版と比べボイス面での追加が有り、日本語ボイスが収録されていない部分に関しては英語版音声が使用される。 後述のPS4版にほぼ準拠する。 Clouded Leopard Entertainment(台湾/韓国) 2021年2月8日にClouded Leopard Entertainmentから発売されたWindows版。 日本語音声は収録されているが、2021年現在はインターフェイスが中国語(繁体字)または韓国語のどちらかなので、日本語でのプレイは不可。 Windowsで閃の軌跡をプレイしたい場合、日本語でのプレイを希望するのであれば、前述のXSEED Games版を購入することを推奨する。 内容は後述のPlayStation 4版と同等と思われる。 PlayStation 4 4Kおよび60fpsでの映像出力に対応など高画質化が図られたPS4版。 PS3/Vita版とのゲーム内容の差異は特にない。 ゲームシステム上では高速スキップ機能(通常2倍速、戦闘4倍速)やPS3/Vita版のセーブデータの利用(要PlayStaition Plus)が追加されている。 など、オリジナル版でプレイしていた人向けの機能が多い。 またPS3/Vita版のDLCがほぼ全て利用できる。 また、「英雄伝説 閃の軌跡 I:改 -Thors Military Academy 1204-」としてナンバリングされているのも特徴。 Nintendo Switch 閃の軌跡の時系列 作中の時系列は時系列/閃の軌跡・II・III・IVを参照。 英雄伝説 軌跡シリーズの時系列 VIリベール編 空の軌跡 FC1202年 空の軌跡 SC1202年11月-1203年 空の軌跡 the 3rd1203年11月 VIIクロスベル編 VIII帝国編 外伝 零の軌跡1204年1月 - 5月 閃の軌跡1204年3月 - 10月 碧の軌跡1204年8月 - 12月 閃の軌跡II1204年11月- 1205年3月 暁の軌跡1204年9月 閃の軌跡III1206年4月 - 7月 閃の軌跡IV1206年8月 - 9月 創の軌跡1207年2月 - 3月 IXカルバード共和国編 黎の軌跡1208年X月 - X月 黎の軌跡の続編120X年X月 - X月 作品始点時の七耀暦で記載で簡略化。 詳細は時系列/各作品の時系列照らし合わせを参照。 閃の軌跡作中の詳細な時系列 時系列/閃の軌跡・II・III・IV 閃の軌跡の楽曲 軌跡シリーズの他の作品 空の軌跡シリーズ(リベール王国編・英雄伝説VI) 空の軌跡FC 空の軌跡SC 空の軌跡 the 3rd 零・碧の軌跡(クロスベル編・英雄伝説VII) 零の軌跡 碧の軌跡 閃の軌跡シリーズ(エレボニア帝国編・英雄伝説VIII) 閃の軌跡 閃の軌跡II 閃の軌跡III 閃の軌跡IV 創の軌跡 英雄伝説 黎の軌跡シリーズ(カルバード共和国編・英雄伝説IX) 黎の軌跡 外伝 暁の軌跡 ゼムリア大陸とは異なる世界観作品 那由多の軌跡 このページに登録されているタグ 作品情報 閃の軌跡